グローブライド
オノフ フォージド アイアン KURO

SPEC
● ヘッド素材/ ボディ: 軟鉄(S20C)、フェース:特殊バネ鋼 SAE8655
●ロフト角(#7)/ 32 度
●長さ(#7)/37.25 インチ
●重さ(#7)/ 419g(N.S.PRO950GH neo)
●シャフト(フレックス)/ N.S.PRO 950GH neo(S)、N.S.PROMODUS³ TOUR 110(S)など
● 価格/ 13 万7500 円 ~(5 本セット・#6 ~PW)、2 万7500 円~(#4、5・1 本)

【鹿又CHECK】プロが使える中空アイアンのパイオニアであり最先端
「オノフ KURO」は、プロやアスリートが使える中空アイアンのパイオニアであり、モデルチェンジをするたびに着実に進化してきました。新作は今までの「KURO」よりも慣性モーメントが大きくなっただけではなく、ウェイトを変えることで調整機能も大幅にアップ。そのうえでオノフらしいやわらかい打感は健在。この打感で大きく飛ぶのがオノフの魅力です。
【編集M】中空のよさもしっかり感じられる
前作よりもデザインがさらにカッコよくなりました!ヘッド素材は軟鉄鍛造なので、打感などのフィーリング面はグッド。さらに、フェース下でのヒットの強さなど、中空構造ならではのよさをしっかりと感じられます。
タイトリスト
T100

SPEC ●ヘッド素材/軟鉄+タングステン
●ロフト角(#7)/ 33 度
●長さ(#7)/37 インチ
●重さ/未発表
●シャフト(フレックス)/ AMT White(S)、N.S.PROMODUS³ TOUR 115(S)
●価格/ 17 万8200 円(6 本セット・#5 ~ PW)、2 万9700 円(#3、4、W・1 本)

【鹿又CHECK】「T100」らしさを残しつつ正常進化で打球が高くなった
PGAツアー使用率ナンバー1の「T100」は、前作までの完成度の高さを継承しつつ、打球が高くなって落下角度が大きくなりました。性能が大幅に変わったわけではなく、タイトリストらしい正常進化を遂げています。ヘッドサイズは、見た目は小さいですがタングステンを内蔵している効果があり、それほどハードなアイアンではありません。
【編集M】「小さい」というのも魅力と長所
Tシリーズのなかでは、これがいちばんのお気に入り♪ ロフトは「T150」より寝ているのに同じ飛距離が出る。つまり、厚く当たっている。その理由はヘッドサイズが小さいことが、多大に影響しているからだと思います。
タイトリスト
T150

SPEC ●ヘッド素材/高強度ステンレス+タングステン
●ロフト角(#7)/ 32 度
●長さ(#7)/ 37 インチ
●重さ/未発表
●シャフト(フレックス)/ AMT Silver(S)、N.S.PRO MODUS³ TOUR 115(S)
● 価格/ 17 万8200 円(6 本セット・#5 ~PW)、2 万9700 円(#3、4、W・1 本)

【鹿又CHECK】あくまで「T100」の兄弟
飛距離はほぼ同じで寛容性アップ
打感、操作性は「T100」と近くて、飛距離は「T150」のほうが2、3ヤード飛ぶくらいの差です。サイズもわずかに大きくなった程度ですが、寛容性はかなり違います。左右のミスヒットに対して打球が曲がりにくくなっています。アイアンのセッティングを、ミドルアイアンは「T150」、ショートアイアンは「T100」にするコンボセットもアリですね。
【編集M】決して難しいとは思わない
「T100」もそうですが、タイトリストのアイアンはプロ仕様でも決して難しくない、という印象に変わりました。ソフトな打感やシャープなヘッド形状が好みの人は、アベレージゴルファーでもぜひこちらも試してください。
タイトリスト
T250

SPEC
●ヘッド素材/高強度ステンレス+タングステン
●ロフト角(#7)/ 30.5 度
●長さ(#7)/ 37 インチ
●重さ/未発表
●シャフト(フレックス)/ N.S.PRO 880AMC(S)、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)など
●価格/ 17 万8200 円(6 本セット・#5 ~ PW)、2 万9700 円(#2、3、4、W・1 本)

【鹿又CHECK】じつに魅力的なアイアン
カッコいいし、やさしい!
バックフェースのデザインが、マッスルバックみたいでカッコいいし、アマチュアゴルファーにとっては1番の魅力となり使いたくなる飛距離性能と寛容性が高いので、幅広いゴルファーにフィットするアイアンです。性能は「T100」「T150」とはあきらかに別タイプ。直進性が高くて「T150」よりも高弾道、それでいて操作性のよさを残しています。
【ライターN】「T200」より飛ぶし、打感がいい
今作から「T200」ではなく「T250」になりましたが、「T200」よりも飛距離性能が高くなりつつ、打感が食いつく感じで心地いい。昔の「AP2」をさらにやさしくした印象ですが、タイトリストらしさは失われていません。
タイトリスト
T350

SPEC
●ヘッド素材/高強度ステンレス+タングステン
●ロフト角(#7)/ 29 度
●長さ(#7)/ 37 インチ
●重さ/未発表
●シャフト(フレックス)/ N.S.PRO 880AMC(S)、MCA MMT AMC Red(65)、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)
● 価格/ 17 万8200 円(6 本セット・#6 ~PW、W)、2 万9700 円(#4、5、W2)

【鹿又CHECK】本格派の飛び系アイアン!形状も抜けのよさも妥協せず
飛距離性能としては、十分に飛び系アイアンのカテゴリー。ただし、じつにアイアンらしい形状で、ソール幅も広すぎていない本格派の飛び系アイアンです。プロや競技ゴルファーが長い距離を打つ4番、5番アイアンだけを「T350」にしているくらいなので、上級者でも使えます。打感は「T250」と同じ弾き系ですが、決して硬い感じはしません。
【ライターN】飛距離だけでなくスライス解消も
「T250」をさらにやさしくして、飛距離性能をアップさせた「T350」ですが、ボールのつかまりもいいのでスライサーにもオススメ。ヒールヒットしたときのミスヒットの強さは、全12モデル中、ナンバー1でした。
テーラーメイド
P8CB

SPEC
●ヘッド素材/ボディ:軟鉄(S25C)+内蔵セラミックコア、フェース:軟鉄(S25C)
●ロフト角(#7)/ 30 度
●長さ(#7)/ 37 インチ
●重さ(#7)/約418g(N.S.PRO MODUS³ TOUR 105)
●シャフト(フレックス)/ N.S.PRO 950GH neo(S)、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)
●価格/ 14 万8500 円(5 本セット・#6~ PW)、2 万9700 円(#5)

【鹿又CHECK】テーラーメイドの軟鉄鍛造でもっともやさしいかも
昨年の「P7CB」と比較すると相当やさしくなっていて、歴代のテーラーメイドの軟鉄鍛造アイアンを振り返ってもトップクラスのやさしさです。打球も高く上がりやすくて、ミスヒットに強い。5、6、7番アイアンくらいまではグースがしっかりついていてボールのつかまりもいい。日本人ゴルファーにとてもよく合うフォージドアイアンです。
【編集M】全項目で高得点! 完ペキに近い
試打するときは複数の項目を設けていますが、そのすべてで高得点がつく。寛容性の高さとほどよい操作性。7番でロフト30度だけど高弾道で、飛距離も伸びて飛ぶ。こだわりたいフィーリング面ももちろん◎です。
ブリヂストン
BX2HT

SPEC
●ヘッド素材/ボディ:17-4PLUS(#5 ~ PW)、フェース:HT1770M マレージング鋼
●ロフト角(#7)/ 28 度
●長さ(#7)/ 37.5 インチ(カーボンシャフト)
●重さ(#7)/ 373g(SPEEDERNX BS50i)
●シャフト(フレックス)/Diamana BS50i Ⅱ(R、S)、SPEEDERNX BS50i(S)、N.S.PRO 850GH neo(S)
●価格/ 13 万2000 円(5 本セット・#6~ PW)、2 万6400 円(#5)

【鹿又CHECK】往年の名器を超えるBS史上ナンバー1アイアン!?
最近のブリヂストンはアイアンに対する評価が高くなっていますが、そのなかでも「BX2 HT」は完成度が高い。個人的には往年の名器「ファイズ フォージド」を超えて、ブリヂストン史上ナンバー1のアイアンだと思いました。安心感のあるヘッドサイズでありながら振りやすくて芯に当てやすい。飛距離を求めるベテランゴルファーに向けても最高の出来です。
【ライターN】全12モデルで1番飛んだ
7番アイアンで28度というストロングロフト設計ですが、想像以上に打球が高く上がってくれて、ボール初速が速い。クラフ長が少し長いため、では片づけられない高初速・高弾道は、テクノジーのすごさを感じました。
日本メーカーに負けない打感と寛容性の軟鉄鍛造“USフォージド”の逆襲か!?

近年はスリクソンの「ZXi5」、ブリヂストンの「242CB+」など国内メーカーの軟鉄鍛造アイアンが人気でした。理由は軟鉄鍛造らしい打感のよさに、寛容性を融合したことで幅広い一般ゴルファーが使えるようになったことです。今年の下半期も、同じカテゴリーの軟鉄鍛造アイアンを海外メーカーが続々と発売。
テーラーメイドの「P8CB」、キャロウェイの「X フォージド MAX」は、まさにやさしさを追求した軟鉄鍛造アイアン。ピンの「i240」も前作以上に慣性モーメントが高くなり、タイトリストの「Tシリーズ」も全体的に打球が高く上がりやすくなっています。
海外メーカーも軟鉄鍛造モデル、ツアーモデルの寛容性を高めたことによって人気となりそうですが、これらは飛距離性能が高いことも魅力のひとつ。下半期はUSフォージドアイアンの逆襲がはじまるかもしれませんね。

「人気シリーズの後継モデルでも、前作から寛容性の高さや弾道を変えてきたモデルが多かったです。中空構造のアイアンは打感がよくなり、寛容性も高いフォージドアイアンに進化しています」
いかがでしたか? ぜひ、自分にピッタリの1本を見つけてみてください!

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

アマチュア代表試打者
編集M
ゴルフ誌編集歴26年のベテラン編集者。今年の平均スコアは84。ドライバーのヘッドスヒードは40m/秒。アイアンは顔、軟鉄などフィーリング面を重視するタイプ。
ライターN
多数のメディアでギア企画を取材・執筆し、テクノロジーについても詳しい。ドライバーのヘッドスピードは43m/秒。持ち球はドローで、やさしめのアイアンが好み。
構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール
