男子テニス界の期待の新星として注目を集めている19歳のジョアオ・フォンセカ(ブラジル/世界ランキング29位)について、心配なニュースが入ってきた。1月10日に自身の公式インスタグラム(@joaoffonseca)で公開されたメッセージ動画を通じ、12日から開催されるツアー大会「アデレード国際」(オーストラリア・アデレード/ハードコート/ATP250)を欠場すると発表した。
年末の「スイス室内バーゼル」(室内ハード)でツアー2勝目を飾り、ブラジル人男子選手初のATP500制覇とキャリア初のトップ30入りも達成したフォンセカは、2026年シーズン初戦として出場予定だった「ブリスベン国際」(1月4日~11日/オーストラリア・ブリスベン/ハード/ATP250)を背中の負傷により欠場。同様の理由でアデレードも出場を見送ることとなった。
今回の投稿でフォンセカは、生まれつき背中に問題を抱えていることを初めて告白。「今でも時々張ってしまうことがあり、5年前には疲労骨折も経験しました」とも明かし、こう続けた。
「この問題は一生付き合っていくもので、常に対処していく必要があります。MRI検査を受けましたが、今のところは深刻ではありません。ただ悪化する可能性はあるので、プレーするなら100%の状態で臨みたいのです」
その上で19歳は「とても難しい決断でしたが、残念ながらアデレードではプレーできません」と報告。「この数日間で少しずつ良くなっている感覚はありましたが、100%の状態だと言い切るのは難しい状況です」としつつ、とにかく今は1週間後に始まるシーズン最初の四大大会「全豪オープン」(1月18日~2月1日/オーストラリア・メルボルン/ハード)に間に合うよう回復に努めたいとした。
「全豪オープンに100%の状態で出場することを最大の目標にしており、回復に全力を注いでいます。出場可否の判断はまだ下していません。プレーしたい気持ちはありますし、僕自身それは可能だと思っています。だからこそ今は回復に集中したいです。出場できないのは残念ですが、来年はより強くなってアデレードに戻ってきたいと思います」
昨年の全豪では予選3試合を勝ち抜いて初の四大大会本戦入りを果たし、1回戦で当時世界9位だったアンドレイ・ルブレフ(ロシア/現16位)を破って対トップ10初勝利を挙げるという離れ業を演じていたフォンセカ。今年のメルボルンはこのままいけばぶっつけ本番で臨むことになりそうだが、今後のことを考えると無理だけは避けたいところだ。
文●中村光佑
【動画】アデレード国際の欠場と背中の状態について説明したフォンセカのインスタグラム投稿
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