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「完全復活しますので」オランダで待ちに待った今季初出場。長期離脱から戻ってきた日本人SBが踏み出した第一歩【現地発】

「完全復活しますので」オランダで待ちに待った今季初出場。長期離脱から戻ってきた日本人SBが踏み出した第一歩【現地発】


 AZは1月10日、エールディビジ第18節でフォレンダムと対戦。開始9分にMFスベン・マイナンスが決めたゴールを守りきり1-0で勝利した。79分には右サイドバックの毎熊晟矢が交代出場し、アーセナルの育成出身である相手の左ウインガーのジョエル・イデホを無難に抑えた。

 膝の負傷で長期離脱していた毎熊にとって、待ちに待った今季初出場。およそ7か月ぶりのプレーに「少しの時間でも戻ってくることができて嬉しいです。点差が開いていたわけはないのに監督が使ってくれたので、そのことに感謝の気持ちもあります」と喜んだ。

 AZの公式SNSが「チームに君が戻ってきてくれて嬉しい」と、毎熊が全体練習に合流した時の写真をポストしたのは8日のこと。実際には1週間ほど、チーム練習に加わっていたようだが、試合勘はゼロだったはず。しかし、毎熊は後半、誰よりも長い時間アップエリアで身体を温め続け、「俺を試合に出せ」というオーラをベンチに送っていた。

「監督から『準備をしておけ』とは言われていましたが、『そんなに長い時間は出ないだろうな』と思っていました。しかし早い段階から出られる準備をしていました。1-0という難しい試合展開だったので、自分の良さをなかなか出せませんでしたが、先ずはピッチに戻ったこと。それが(復活への)第一歩です」
 
 毎熊の怪我について、AZは具体的なことを発表しておらず、筆者もクラブから「膝の怪我」としか聞いていない。毎熊自身、「僕もクラブが発表していること以上のことを話すことができません」と申し訳なさそうに答える。ともかく練習、そして試合のピッチに戻ってきたこと自体が、感慨深いことだったのではないだろうか。

「そうですね。僕自身、学生時代も含めて、最大でも1か月の離脱でした。人生でこんなに長く離脱するのは初めてでした。戻ってきた後、どこまでやっていいのかとか、分かりませんし、また違った部分の怪我をするリスクもあると思います。自分にとっては初の体験なので、トレーナーを信頼しながらやっています」

 そのトレーナーの一人が、今季、スパルタから加入した相良浩平氏。「日本語で細かいところまで話せるので、すごく助かっています」と毎熊は言う。

「ウインターブレイクも日本に帰らず、個人でリハビリをやってコンディションを上げました。他のトレーナーにも来てもらいましたが、特に相良さんと一緒にリハビリしました。そのおかげで早く実戦に戻ることができたと思います。感謝しています」
 
 これまで、怪我から復帰してきた選手たちの多くは「怪我を克服したことで、自分のここが強くなった」「自分はここが変わった」と振り返ってきた。およそ7ヶ月ぶりに公式戦出場を果たした毎熊にとって、以前と違うのは何か?

「自分の怪我が特殊だったので、予定していた時期が何回も伸びてしまいました。そこに対する――、何と言うんですかね。僕はやったことがないので想像でしか喋れないですけれど、前十字靭帯を怪我してしまった瞬間、8か月とか9か月とか、長期離脱だと分かるのも相当つらいことだと思うんです。だけど、復帰時期が分からないというのも辛い。

“ここ”と(復帰予定の時期が)決まっていたのに、治らずに時期が延びていくというのもメンタル面で相当辛くて。『本当に痛みが無くなるのか』という不安も正直、最近までありました。そのなかで僕は毎日、地味な作業をやり続けてきました。今まで経験してこなかったことを経験できたことで、そういったメンタル面が強くなれたかなと思います」
 
 オランダリーグは残り半分。AZはKNVBカップも、カンファレンスリーグも勝ち残っている。これから半シーズン、毎熊の掲げる目標は?

「チームになかなか貢献できなかったことがもどかしかったですし、申し訳ない気持ちもあったので、チームに貢献したいという気持ちが一番あります。個人的には『昨季より数字を残したい(公式戦44試合出場3ゴール・5アシスト)』と思って夏のオフ、オランダに帰ってきたので、そこは継続して目標としてやっていきたいです。

 もちろん、コンディションはまだまだだなと感じますけれど、やっぱりピッチに入ったら関係ないです。個人のためにチームがあるわけではないので、今日みたいに少しでも時間をいただけるなら、チームにプラスにならないといけないと思う。(試合に出ながら)コンディションを調整するという認識はないです」

 こうして毎熊とのインタビューが終わり、ボイスレコーダーのスイッチを切ってから「今日は『おめでとうございます』……でいいですよね!?」とちょっと煮えきらない言葉をかけてしまった。聞かれた方は返答に窮する問いかけだ。少し、微妙な間が生まれてから、毎熊はキッパリと言った。

「完全復活しますので」

 そのとき、あらためて「おめでとう」と声をかけたい。

取材・文●中田 徹

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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