彼の「推し活」を温かく見守っていた日々
彼が推し活をしていることは、付き合い始めた頃から知っていました。ライブに行ったり、グッズを集めたりする姿を、私は微笑ましく見ていたのを覚えています。好きなものがあるのは素敵なことだと思っていましたし、彼が楽しそうに推しの話をする姿が好きでした。
ただ、時々「お金がないから、貸してほしい」と言ってきたこともあります。でも、彼はすぐに返してくれていたので、私は推し活に口を出さないようにしていました。
掃除中に見つけた、大量のレシート
ある休日、彼の部屋を片付けていたときのことです。クローゼットの奥から、紙袋いっぱいのグッズを発見。さらには大量のレシートが出てきました。何気なく手に取ってみると、グッズ購入やライブ遠征の明細がぎっしり。金額を計算してみると、思わず息をのみました。
月に十数万円、多いときは二十万円を超える支出。私が想像していた「健全」とは、あまりにもかけ離れた現実がそこにありました。
