53歳が目指している9度目のオリンピック出場に、首の皮一枚つなげた。
ノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明は、10代から世界レベルで活躍して1992年のアルベールビル五輪を皮切りに2018年の平昌五輪まで8大会連続で出場。41歳だった14年のソチ五輪では個人ラージヒルで銀メダル、団体でも銅メダルを獲得した。
長年にわたってトップレベルを維持。20代での現役引退が当然だったなかで、異例のパフォーマンスを披露し続けていたため、スキー・ジャンプの本場ヨーロッパで“レジェンド”と称されるようになり、ソチ五輪の好結果から、日本にも“レジェンド”が定着した経緯がある。
その後、22年の北京五輪の選考では結果が出せず、9大会連続出場は逃したものの、現役を続行。今年2月に開催されるミラノ・コルティナ五輪の日本代表入りに向けて戦い続けてきたが、厳しい状況に追い込まれていた。
今回のスキー・ジャンプ日本代表は、2025-26シーズンのワールドカップの成績により決定される。今季はここまでW杯未出場の葛西は、1月17日に開幕する札幌大会に出られなければ五輪への道は閉ざされる状況だった。そんななかで11日に北海道の大倉山ジャンプ競技場で行なわれたコンチネンタルカップで、葛西は11位に入る。この結果、国内ランキングを9位としてW杯札幌大会への出場を決めた。
難しいシチュエーションに変わりはないが、50代にして世界の祭典への出場を狙う葛西に、SNS上では「9度目のオリンピック出場の可能性を残すってのやばいな? すごすぎないか?」「アラフィフの星やな」「私の推しはずっと、彼です」「奇跡を起こして欲しい 応援しております」といった声が上がった。
いつまでも情熱が衰えない“元祖レジェンド”に、ファンが期待を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
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