最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
『ばけばけ』やっと本当のことを話した三之丞←でも「問題何も解決してない」 今後は「史実通り」「真面目に働く」どっちだ

『ばけばけ』やっと本当のことを話した三之丞←でも「問題何も解決してない」 今後は「史実通り」「真面目に働く」どっちだ


雨清水三之丞役を演じる、板垣李光人さんのプロフィール写真

【画像】え…っ! 北川景子級? コチラが「松江藩随一の美女」と言われた「タエのモデル」人物の娘で弟もイケメンだった、実際の「小泉セツ」さんです

さすがに史実ルートは回避できた?

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、1890年に来日し、『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲さん(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、彼を支え、「再話文学」の元ネタとなるさまざまな怪談を語った、妻・小泉セツさんがモデルの物語です。

 第14週70話では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」が夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」の結婚披露パーティーにて、トキの養家・松野家と生家・雨清水家のわだかまりが溶けた感動の場面が描かれました。

 番組公式X(旧:Twitter)は、放送後に「大切なものを壊さないように、嘘をついたり本音を隠したりしながら成り立っていた家族。やっと、心の底から笑いあうことができました」と、ヘブン含む家族の笑顔の集合写真をポストしています。

 そんな70話では、それまで働きもせず、母「雨清水タエ(演:北川景子)」には社長になったと嘘をついていたトキの弟「三之丞(演:板垣李光人)」に、特に注目が集まったようです。三之丞は、「ずっと嘘をついてきました。私は社長ではありません」「嘘つきで恥さらしでだめな息子です。申し訳ございません」とタエに謝罪し、彼女は「知っていましたよ。あなたは私の期待に応えようと歯を食いしばって、仕方なく」と優しい言葉をかけました。

 番組公式Xは、三之丞役の板垣さんの「タエさんの愛情を受け取って、これまでの三之丞が浄化されるのを感じました。やっと楽しいシーンが撮影できました」というコメントも紹介しています。

 これまでダメなシーンしかなかった三之丞が前を向けたのはいいことですが、彼はまだ何か職に就いたわけではなく、根本の問題は解決していません。SNSでは、三之丞に関して「何でもいいから働こう」「史実ルートは避けてほしい」といった意見が相次いでいました。

 三之丞のモデルである小泉セツさんの弟・小泉藤三郎さんは、いくつかの書籍で姉夫婦ほか親族に多大な迷惑をかけた問題人物として語られています。

 彼は父・湊さんが病気で倒れ、小泉家の機織りの会社の経営が傾いても我関せずで、鳥を捕まえて育てる独自の趣味に没頭していたそうです。父が死に会社が潰れた後もろくに働かず、セツさんから母・チエさんへの仕送りに依存していた彼は、セツさんたちが松江を離れて熊本や神戸に住んでいた間に、お金に困って小泉家代々の墓所を売り払ってしまいました。

 そして小泉八雲さん、セツさんたちの怒りを買った彼は絶縁され、1916年に松江の空き家で孤独死しているのを発見されたそうです(享年45歳)。

 雨清水家の三男として何も教わらずに育った三之丞は、現状では職に就けるようなスキルは持っていませんが、藤三郎さんに比べれば性格は真面目と言えます。今後もヘブンの給料から出る仕送りだけで暮らすことはできるでしょうが、何とか独り立ちしてほしいところです。

 視聴者からは「当面はヘブンさんからの援助もあるのだろうけど、社長縛りから解放された三之丞は今度こそどこかの下働きから頑張って欲しい(史実は無視していい)」「三之丞がこれからは真面目に働くのか、まさかの史実ルートに転落するのかが気掛かり」と、心配の声が多く出ていました。

 ちなみに、藤三郎さんは前述の鳥の飼育の趣味が高じて、小鳥を孵化させて育てる才能に目覚めていたほか、顔立ちは美形だったため一時期は役者の道に進み、演技力の片りんも見せていたといいます。藤三郎さんは大成しませんでしたが、三之丞が今後自分の意外な才能に気付く、という展開もあるかもしれません。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(潮出版社)、『父小泉八雲』(小山書店)

配信元: マグミクス

あなたにおすすめ