
2026年2月に公開予定の『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』ポスタービジュアル。ドラえもん役が水田わさびさんに変わってから、もう20年以上 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2026
【画像】「えっ、すご」「なんて小学校時代だ」これが2026年「新成人」が子供時代に見てきたアニメ作品です(6枚)
「水田わさび『ドラえもん』」が当たり前の世代
2026年に成年年齢、つまり18歳となるのは2008年(平成20年)生まれの世代です。この世代は子供時代(幼稚園~小学校)に、どんなアニメを観て育ってきたのでしょうか。それを探ると、彼らが「アニメ激動の時代」に生きてきたことがわかりました。
まずは国民的アニメとの距離感を見ていきましょう。「新成人」が生まれた2008年には、すでに『ドラえもん』のメインキャスト交代(2005年)から3年が経過していました。つまり彼らにとってドラえもんの声と言えば水田わさびさんであり、「大山のぶ代さん時代」は親世代が語る昔話か、アーカイブで知る「歴史」のような感覚です。
また、もうひとつの国民的作品『クレヨンしんちゃん』でも、2018年に主人公・野原しんのすけの声が矢島晶子さんから小林由美子さんに交代しました。彼らは小学校4年生から5年生の「キッズ時代の真っただなか」で、この交代劇を経験しました。ここから語るのは、そんな世代の最大公約数的アニメ体験です。

2010年代中盤を大きく盛り上げた女児向けアニメ2作がコラボレーションした『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-』が、2025年に公開された (C)Aikatsu, Pripara 10th Project
幼稚園~小学校低学年:空前の『妖怪ウォッチ』ブームと女児向けアニメの隆盛
幼稚園から小学校低学年だった時期に国民的人気を得た『妖怪ウォッチ』は、彼らにとって原体験のひとつでしょう。「ゲラゲラポーのうた」や「ようかい体操第一」が流れれば、今でも多くの人が踊れるのではないでしょうか。
また、この頃「プリキュア」シリーズでは『スマイルプリキュア!』や『ドキドキ!プリキュア』が放送されていた時期です。女の子たちの間では『プリティーリズム』や『プリパラ』、『アイカツ!』といったアーケードゲームと連動した作品も大流行しており、「ジュエルペット」シリーズなどとあわせて「女児向けアニメ絶頂期」と言えそうな充実を見せていました。

2019年放送開始のTVアニメで人気を高めたのち、2020年の公開で日本映画の興収記録も塗り替えた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、記憶に新しい人も多いはず。それももう5年以上前のこと (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
