「そもそも、辰己がFA宣言したのは、ポスティングシステムによる今オフの米球界挑戦が認められなかったからです。辰己の外野守備力と好打に興味があっても、彼と楽天球団とのゴタゴタに巻き込まれそうなので、近年中の退団(米球界挑戦)を前提とした交渉なんかできませんよ」(在阪球団スタッフ)
しかし、レコードチャイナなどアジア圏の海外メディアによると、まったく違う反応が伝えられていた。CPBL(台湾プロ野球)が辰己の獲得を狙っていると。
それも複数球団がすでに調査を始めているという。
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CPBLは辰己の二刀流にも前向き
「2024年11月のプレミア12大会で、台湾は初優勝しました。その大会で走攻守3拍子のそろった辰己に、出場国の首脳陣も一目置いていました」(スポーツ紙記者)
辰己の保有権は楽天にある。このままFA選手の交渉期間が終わった場合、辰己は楽天との今季の契約更改に臨む。CPBLの球団が交渉できるのは、楽天との契約更改が決裂し、自由契約になったときだけだ。
「いや、交渉決裂の可能性はむしろ高いです。辰己はゴールデングラブ賞の表彰式に金ピカ姿で現れたり、昨春キャンプでも二刀流がやりたいと言い出してブルペン入りしたり。石井一久GMがダメ出しをしていましたが、あの様子は多分、怒っていましたよ」(同)
対照的に、CPBLは辰己の二刀流にも前向き。主軸打者が投手登板するのをリアル観戦したいという。
「CPBLは6球団、総選手数は420人ほど。台北ドームもでき、観客動員数も右肩上がりだと聞いています。10代の国際大会でも台湾が優勝するなど、野球レベルも上がっています。NPB内にも来春のWBC1次予選のライバルだとの声もありますが、選手の平均年俸は7万ドル(約1010万円)にまだ届いていないそうです」(スポーツライター・飯山満氏)
CPBLで補強資金も潤沢だとされるのは、中信兄弟、味全ドラゴンズ、楽天モンキーズの3球団。モンキーズとNPBのイーグルスは親会社が一緒だ。国内FAで台湾へ。今後のFA制度に悪影響を及ぼすかもしれない。
「週刊実話」1月22日号より
