ダカールラリー2026のステージ7はフォードのマティアス・エクストロームが勝利を手にした。
ステージ7を優位に進めたのは、総合2番手だったトヨタのヘンク・ラテガンだった。ゴール前の最終チェックポイントでエクストロームに1分46秒差をつけていたラテガンは、ステージ優勝と総合首位奪還が視野に入っていた。
しかしステージ終盤にダンパーにトラブルが発生したラテガンは、10分近くのタイムロスを喫した。これにより、エクストロームがステージ優勝を果たした。ステージ2位はトヨタのジョアン・フェレイラだが、エクストロームからは4分27秒差だった。
ラテガンは最終的にエクストロームから8分35秒差の13位でステージを終えた。今大会初となるステージ連覇のチャンスを失っただけでなく、総合順位でも4番手まで後退した。
ステージ終了後、ラテガンは窪みで壊れたダンパーを交換する必要があったためタイムロスとなったと明かしたが、あまり落胆していなかった。
「本当に良い一日だったのだが、ある区間で小さな段差があって、その後に窪みがあった。その窪みにぶつかった時にダンパーが壊れてしまった。ダンパーシャフトが真ん中で完全に折れてしまったんだ」とラテガンは語った。
「スペアダンパーを持っていたので、クルマを止めて古いダンパーを取り外し、新しいダンパーを取り付けた。でも、ダンパーが壊れるとかなりダメージを受けるので、切り取って邪魔にならないようにする必要があった。修理には少し時間がかかった」
「これからあと2日間良い日が続けば、また調子を取り戻せると思うが、本当に厳しい」
ステージ3位はフォードのミッチ・ガスリー。6秒差でトヨタのトビー・ブライスが4位、ダチアのルーカス・モラエス、セバスチャン・ローブが続き、トヨタのセス・キンテロがステージ7位だった。
総合首位に立っていたダチアのナッサー・アル-アティヤは、ステージ11位に沈んだが、総合首位の座はキープ。ただ総合2番手に浮上したエクストロームとの差が4分47秒に縮まっている。
総合3番手はフォードのナニ・ローマ。ステージ5で速度超過による1分10秒のペナルティを受けていたが、これが撤回されたことも追い風となっている。
ラテガンは7分21秒遅れの総合4番手。だが各車にトラブルが続き激戦となっている今回のダカールラリーなら、まだ逆転の芽は残っていると言える。実際、トップ10全体のタイム差は26分以内だ。
フォードのカルロス・サインツが5番手、ダチアのローブが6番手。ガスリーはこのステージでの力強いパフォーマンスにより、上位陣との差を縮めたが、総合順位は7番手のままだ。

