MotoGP第17戦日本GPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはマニュエル・ゴンザレス(LIQUI MOLY Dynavolt Intact GP)だった。
Moto2クラスの予選では國井勇輝(Idemitsu Honda Team Asia)がQ1から、そして佐々木歩夢(RW-Idrofoglia Racing GP)がQ2へ直接進出を決めた。
予選Q1から参加した國井は、序盤アタックで1分49秒484をマーク。暫定トップタイムのフィリップ・サラック(ELF Marc VDS Racing Team)からは、0.9秒差と大きなギャップがあった。上位4名がQ2に進むことができるが、暫定4番手からも0.8秒差と、國井は厳しい状況に置かれた。
そしてQ1終盤のアタックで國井は自己ベストを更新できず。13番手タイムでQ1敗退となった。
なおQ1はダビド・アロンソ(CFMOTO Power Electronics Aspar Team)がトップタイムとなり、バリー・バルタス(Fantic Racing)、アロンソ・ロペス(Beta Tools SpeedRS Team)、サラックまでの4人がQ2に進出した。
佐々木歩夢は予選Q2で序盤から好調。最初のアタックで1分48秒317をマーク。暫定2番手につけた。
次の計測ラップではマニュエル・ゴンザレスが佐々木を上回ったが、それでも暫定3番手であり、フロントロウ獲得も期待できる位置だった。
しかし佐々木はその後痛恨の転倒を喫してしまう。幸い、ライダーは無事で、自走でピットに戻ることができた。マシンの修復を終えた後、佐々木は残り4分を切って再びコースインした。
Q2終盤のアタックが進むと、ゴンザレスが1分47秒925をマークし暫定トップに。佐々木はライバルのタイム更新に呑まれ、ポジションを下げていった。
ラストアタックでは暫定トップタイムの更新はなく、ゴンザレスがQ2最速となり、ポールポジションを獲得。2番手はダニエル・オルガド(CFMOTO Power Electronics Aspar Team)、3番手はアロンソとなった。
佐々木はコース復帰後に自己ベストを縮めることはできず、8番手タイムで予選を終了。決勝は3列目から上位フィニッシュを目指すこととなる。

