ドゥカティのマルク・マルケスは先日、スペインのアスパー・サーキットで市販マシンでの自主トレを実施。そこに同席したミケーレ・ピッロ(テストライダー)は、マルケスが昨年の怪我から順調に復活しているとその様子を明かした。
マルケスは2025年に6年ぶりのMotoGPチャンピオンに輝いたが、インドネシアGPの転倒で右肩を負傷。終盤戦は全て欠場しなくてはならなかった。
ゆっくり回復を進めていたマルケスは、12月下旬からトレーニングをスタート。1月8~9日にかけてはサーキットトレーニングに入り、ドゥカティのパニガーレV2を使用して走行を重ねた。
インドネシアGPでの怪我は深刻なモノになる可能性があったため、マルケスとしても復帰を急ぐことなく回復は慎重に進めてきた。それだけに負傷以来サーキットでの初めての走行となったこの自主トレは重要なモノだったのだ。
なおテスト後、マルケス本人はSNSを通じて「2026年最初のテスト! バイクに戻って、フィーリングを取り戻していっている」とコメントするに留まった。
一方でテストに同席していたドゥカティのテストライダーであるミケーレ・ピッロによると、マルケスは順調に回復できているようだ。
「正直に言って、マルクはとても幸せそうだった。ケガから回復してきていること、そして再びパワフルなバイクに乗れたことが理由だろう。本当に嬉しそうだった。彼は自分の調子が戻ってきていることを分かっているんだ」
姉妹媒体のGPOneに対し、ピッロはそう語った。
「マルクは順調にやっていた。とても自信に満ちていたし、笑顔を浮かべていたよ」
「ここ数日一緒に走っていたが、正直なところ、彼はあまりに速くて、数周ついていくのがやっとだった。その後は彼のペースについていけなかった」
マルケスの今後のトレーニングプログラムは、プレシーズンテストまでの間はフィジカルトレーニングとオフロードバイクを使ったトレーニングでの調整が続くようだ。そして、マルケスが希望した場合には、1月末にWSBKチームのポルティマオテストに相乗りする形で、パニガーレV4を使ったトレーニングも可能となっている。
なおドゥカティは1月19日に2026年シーズンのローンチイベントを実施予定だ。

