昼の情報番組の視聴率戦争に異変が起きている。かねてより「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)の一強状態が続いていた関西地区で「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(TBS系)がついに、初の逆転勝利を収めたのだ。関東や「ゴゴスマ」を制作するCBCテレビのお膝元でも視聴率1位を獲得。もはや「昼の新しい王様」と言っても過言ではない快進撃ぶりである。
だがその大人気番組に、思わぬ「黒い影」が差し込んでいる。
1月11日、自身のXで告発したのは、元レギュラー出演者の竹田恒泰氏だった。明治天皇の玄孫にして作家という肩書きを持つ竹田氏は、2016年から「ゴゴスマ」の月曜日を担当。ところが2020年6月、いきなり番組から消えた。その降板経緯について、竹田氏が約5年ぶりに口を開いたのである。
〈そろそろ私が「ゴゴスマ」を降板した時のことを竹田chで語ろうかと思い始めています。プロデューサーの増子淳一氏が私の事務所に来て語ったことなど、今まで黙っていましたけど〉
この「予告投稿」に続き、翌12日に竹田氏は容赦なく本攻撃を仕掛けたのである。
〈「ゴゴスマ」プロデューサーの増子淳一氏とは、ある種の協定のようなものを結んでいましたが、私が騙されていたようです〉
〈放送局であるCBCも、増子氏がそのような交渉をして私を騙していたことを知ったら、驚くと思います。まずは、増子さんからのご連絡をお待ちします〉
堂々たる挑発である。「協定」「騙された」「CBC経営陣も知らない」などと、不気味なワードが並んでいる。
そもそも2020年、竹田氏は高須クリニックの高須克弥院長が展開した愛知県知事リコール運動に協力。その結果、CBCから「出演禁止」を言い渡されたと、自身のYouTubeで明かしている。放送局側は「個別の制作過程についてはコメントできない」と、一貫して沈黙を守ってきたのだ。
その沈黙が今、破られようとしている。はたして「ゴゴスマ」の運命は…。
(中嶋梓)

