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元世界3位ラオニッチが現役引退を発表。錦織圭と同時代を戦い、“ビッグ4”としのぎを削った名手が幕引き<SMASH>

元世界3位ラオニッチが現役引退を発表。錦織圭と同時代を戦い、“ビッグ4”としのぎを削った名手が幕引き<SMASH>

男子テニス元世界ランキング3位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が1月12日に自身の公式SNSを更新し、現役を引退することを発表した。

 現在35歳で2008年にプロに転向したラオニッチはこれまでに8つのツアータイトルを獲得。キャリア最高のシーズンは16年で、「全豪オープン」(四大大会)で4強入り、「BNPパリバ・オープン」(ATP1000)で準優勝すると、「ウインブルドン」では準決勝で芝の王者ロジャー・フェデラー(スイス/元1位)を破って初の四大大会シングルス決勝へ進出(結果は準優勝)。シーズン最終戦「Nitto ATP ファイナルズ」でも初のベスト4に進み、直後には世界ランキングで自己最高位の3位を記録した。

 しかし近年は度重なるケガに悩まされ、24年のパリ五輪(クレー)1回戦を最後に戦線を離脱。目標としてきた実戦復帰は叶わず、苦渋の決断を下すこととなった。

 今回ラオニッチはXとインスタグラムを通じて「ついにこの時が来ました。私はテニスから引退します」と報告。その上で感謝の言葉を交えて次のように綴っている。
 「自分の夢を生き、それを叶えることができた私は、世界で最も幸運な人間だと思っています。毎日コートに立ち、ただ上達することだけに集中し、それがどこへ導いてくれるのかを確かめながら、8歳の時に出会ったこのスポーツをプレーし続けることができました。それがいつの間にか、私の全てになり、幼少期を形成し、やがて職業となり、人生そのものにもなりました。

 世界中で試合や練習を見守ってくれた素晴らしいファンの皆さんに心から感謝しています。皆さんは、私が最も輝いていた姿やコート上で最も苦しい時間を乗り越える姿、そして私が成長していく過程を見届けてくれました。ほんの一瞬でも自分のために時間を割き、応援してくれた全ての方に感謝しています。

 私のテニス人生の大部分は、世界中で出会えた素晴らしい人々で成り立っていました。彼らは幾度となく、人生の次の章を考えるうえでの素晴らしいメンターとなり、私に時間と導きを与えてくれました。人生の重要な問いがもたらす重荷を、少しでも軽くしてくれたことに感謝しています。彼らの思いやりと時間が、この過程をより明確で、希望に満ちたものにしてくれました」

 ラオニッチといえば我らが日本のエース錦織圭(元4位/現238位)とも良きライバル関係を築き、両者は“ビッグ4”(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マリー)としのぎを削った存在だ。さらに2人は四大大会およびそれに次ぐグレードを誇るマスターズ1000で、共に最高成績が準優勝という共通点も持つ。だからこそラオニッチの引退には、日本のファンからもショックの声が上がっている。

文●中村光佑

【画像】ラオニッチが自身のSNSで現役引退を発表

【画像】ラオニッチをはじめ、弾丸サービスを放つトップ選手たち!

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配信元: THE DIGEST

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