ダカールラリー2026のステージ8は、トヨタのサウード・ヴァリアワが僅差でチームメイトのヘンク・ラテガンを抑えてステージ優勝を決めた。
ステージ8は、今大会の最長ステージ(483km)であったものの、これまでで最も接戦となった。ステージ半分を終えた時点で、上位8人のギャップがわずか1分未満だったのだ。
序盤はフォードのミッチ・ガスリーが首位だったが、ラテガンが2番目のチェックポイントまでに逆転。5秒差ながら前に出た。ガスリーも負けじと180km地点で主導権を奪還したが、その後ダチアのセバスチャン・ローブと2フォードのナニ・ローマの後ろの4番手までポジションを落とした。
ステージ中盤ではローブも首位に立つもその状況は長く続かず、次の40キロでラテガン、マティアス・エクストローム(フォード)、そしてナッサー・アル-アティヤ(ダチア)が次々と前に出た。
ガスリーが2分のタイムロスを喫する中、ラテガンはエクストロームやアル-アティヤと接戦を演じた。特にアルアティヤは残り100kmという時点で猛烈なアタックを仕掛け、ラテガンに5秒差まで迫った。
だがアル-アティヤはゴールに向かう途中で勢いを失い、ラテガンが暫定的にトップとなった。
しかし、ゴール前の最終チェックポイントでラテガンに45秒差をつけられていたヴァリアワが一気に追い上げることに成功。大逆転でステージ優勝を飾った。彼にとっては、昨年の初優勝に続く、ダカールでの2度目のステージ優勝となった。
3秒差でラテガンがステージ2位、29秒差でエクストロームがステージ3位となった。
トヨタのセス・キンテロもステージの大部分をトップから1分以内で走行し、37秒差でステージ4位。アル-アティヤを抑えた。
ステージ8のトップ10のギャップが4分以内と大きく差が開かなかったことで、総合順位ではアル-アティヤがトップをキープ。総合2番手のエクストロームとは4分差だ。
ラテガンはトヨタ勢最上位で、首位から6分8秒遅れの3番手に浮上。フォード勢のナニ・ローマとカルロス・サインツはそれぞれ4番手と5番手に後退した。

