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刺繍糸を固めたら「ぶなしめじ」になった リアルすぎる立体作品が話題

刺繍糸を固めたら「ぶなしめじ」になった リアルすぎる立体作品が話題

刺繍糸を固めたら「ぶなしめじ」になった リアルすぎる立体作品が話題

 刺繍糸を固めて組み合わせると、立派なぶなしめじになるようです。

 刺繍糸作家のテテシゴトさんがXに投稿した“ぶなしめじ”の画像が「美味しそう」「このままお鍋に入れたいです」と話題を集めています。

【元の記事はこちら】

■ エノキ、白ネギ、白菜、ぶなしめじ……布に柄を入れるための刺繍糸が立体造形に

 テテシゴトさんがこのほど「固めた刺繍糸だけで作ったぶなしめじがめっちゃぶなしめじすぎて、自分でもびっくりしてる…」というコメントを添えて投稿したのは、ピンセットの先につままれた“ぶなしめじ”の画像。

テテシゴトさんの投稿

 映り込んだピンセットや指がなければ、パッケージから出したばかりの本物と見紛うような、あまりにもリアルなビジュアルをしています。

 さらに驚きなのがこのぶなしめじが、刺繍糸で出来ているということ。刺繍糸は、布に柄を縫い込むための、あの刺繍糸です。それを立体造形に……?

 不思議に思ってテテシゴトさんにうかがってみると「刺繍糸を一本ずつ綺麗に横一列に並べて、ズレないように固定し、コーティング剤を塗り込んで固めています」とのことでした。

固めた糸で制作

 糸を縫うために使うのではなく、立体造形の素材にしてしまうという発想は、それだけでも驚きです。しかもそこからさらに発想を広げてぶなしめじを作ってしまうなんて。

 今回、ぶなしめじを制作する前にエノキ、白ネギ、白菜を、同じ“固めた刺繍糸”で制作していたというテテシゴトさん。

 もともと椿の花芯を大量に作っていたときに「重ねて束ねたらエノキに見えるな」と思い立ち、エノキから作ってみたそう。

椿の花芯が発想のきっかけ

エノキ

 それが思いのほか反響があり、嬉しくなって今度は白ネギを制作。ちょうど冬ということもあり、鍋を連想してのチョイスでした。そしてテテシゴトさんのアイデアは、そこで止まりませんでした。

白ネギ

白菜

 同じく鍋具材ということで「白菜も頑張ったら作れるかも……?」と思い立ち、チャレンジ。見事に成功し、そこでも大きな反響があったので、今回のしめじに取り掛かったとのことでした。

 そうして3日間、総制作時間7時間をかけ、今回の“ぶなしめじ”が完成しました。

 発想力と、それを形にする実行力。クリエイターに欠かせない二輪を爆速で回転させ続けるテテシゴトさんの作品づくりに、凄みを感じずにはいられません。

■ テテシゴトさんの技術もすごいが、刺繍糸のポテンシャルもすごい

 リアリティあふれる“ぶなしめじ”のこだわりについてうかがうと「一本一本軸の太さを出しつつ、少し曲げているところです」と返ってきました。

不揃いさがリアルに

 スーパーなどで見かけるぶなしめじは、同じ形のものが束になっているように見えて、太さも形も全部が微妙に違っていますが、それが指先サイズの作品の中でも見事に再現されています。

 さらに色付けにもこだわり、リアルさと立体感を表現するために3種類の色を使っているとのことです。

 そしてそんなぶなしめじ制作の中で、テテシゴトさんが最も苦労したというのが、カサの部分。

 道具を使用してカサをざっくり丸く切り取った後、余分な部分を削っていく工程が「サイズがとにかく小さいので何度も指がつりそうになりました」と話しています。

 ビジュアルがあまりにリアルなので、なんだか自然発生的に丸くなったような気がしてしまいますが、このぶなしめじは最初から最後まで人力で制作されているもの。

 このサイズ感で丸みを出すために削り作業をする……というのは、想像するだけで目がしょぼしょぼしてきますね。

 エノキ、白ネギ、白菜、ぶなしめじ。そこにさらに豚肉や豆腐を加え、テテシゴトさんは「夜は冷えますので、固めた刺繍糸だけで作った食材で鍋でもいかがですか」と投稿。追加された豚肉も豆腐も、かなりそれっぽく見えます。

鍋の具材

 テテシゴトさんの技術がすごいのはもちろんなのですが、具材に擬態する刺繍糸も刺繍糸で「君、そんなポテンシャル秘めてたんだ……」と驚かずにはいられないですね。

<記事化協力>
テテシゴト・ミニチュア刺繍糸作家 さん(@tete_shigoto

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026011305.html

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