・もう1つの目的
その言葉の通り、仲村さんのお店で取り扱っている食品・加工品などは全て害獣駆除のものなのだそうな。お店にはジビエ肉コーナーもあって、そこにはツキノワグマの肉も並んでいた。千葉には熊はいないらしいが……
仲村さん「これは私の大親友であり猟師の村井さんが運営する『狩猟屋』という会社が駆除した富山の熊ですね。害獣駆除は人の暮らしに必要なことは先ほど申し上げた通りですが、一方で猟師としての収入が何かないと担い手がいなくなります。私がジビエを仕入れて売ることで、猟師たちのネットワークをサステナブルなものにするというのがもう1つの目的でもあります」
──確かに、最前線にいる人たちが辛い立場に立たされるというのはよくある構図。生きていくって色んな糸が絡まった上にギリギリのバランスで成り立っているのかもしれない。
色々なことを考えさせられた熊肉の話。「味見してみますか?」と仲村さんが言ってくれたので、好意を受け取ってくまギスカンを食べさせてもらったわけだ。生命にも猟師さんにも、このくまギスカンにかかわる全てのものに感謝である。
・店の場所
そんな仲村さんが運営しているジビエショップの名前は『猟師工房ドライブイン』。まさしく房総半島のど真ん中にあるため、アクセスは車がオススメだ。東京からでも東京湾アクアラインを通ったら2~3時間だから、海ほたるも寄りつつ行ったら良い感じのドライブになるんじゃないだろうか。
本記事で紹介したくまギスカンが作れる「くまギスカンの素」は200gで税込2800円。ジビエコーナーには熊以外にも他じゃ見かけない部位とかも豊富にあるし、ジビエ食べ放題ビュッフェもあるのでジビエ好きにはたまらないスポットと言えるだろう。
