●「全体を暖める」発想のない暖房のパーソナル化が浸透
最近の家電量販店を見ていると、美容家電やコスメ、香水など、「個人向け」のアイテムが増えているのを感じます。その流れは、実は暖房にも広がっています。
これまでの冬は、「寒いならとりあえず厚着」「外ではカイロを貼ってガマン」が定番だったように感じます。しかし昨今は、寒い場所・身体の寒い部分だけを効率よく暖めるという発想が主流に。家でパーソナル暖房を使い慣れた人ほど、「外でも“パーソナルな”あったかグッズが欲しい!」と感じ始めています。
●なぜ今、“外出用パーソナルあったかグッズ”が選ばれているのか
室内だけでなく、外出用でもパーソナルなあったかグッズが選ばれているのには、4つの理由があります。
1.まずは、節電意識の定着。
家で電気代を意識するようになった今、外でも「ムダなく暖まりたい」という感覚が当たり前になりました。
2.次に、持ち運びやすさ。
バッテリー式・USB給電タイプが増え、バッグに入れても邪魔にならないサイズ感に。通勤や買い物、子どもの送迎など、オン・オフ問わず使えるのもポイントです。
3.さらに、技術の進化。
速暖性能や温度自動調整、自動オフ機能などが標準仕様となり、「電熱=ちょっと不安」というイメージはかなり薄れたように感じます。
4.これまで使用されていた「貼るカイロだけでは物足りない」という声も。
貼った場所しか暖かくならない、ゴミが出る、長時間だと冷えてくる。こうした理由から、繰り返し使えて、しっかり暖かいアイテムへの関心が高まっています。

