アルピーヌはF1の2026年シーズンにおいて、ジャック・ドゥーハンとの契約を更新しないことを発表した。
ドゥーハンは2022年からアルピーヌアカデミーに加入し、FIA F2に参戦。2023年にはランキング3位となり、2024年には最終戦アブダビGPでF1デビューを果たした。同アカデミーの若手がアルピーヌのドライバーとしてF1にステップアップしたのはドゥーハンが初で、ルノー時代を含めてもロマン・グロージャン以来であった。
2025年シーズンはレギュラードライバーとしてF1開幕を迎えたドゥーハンだったが、わずか6戦で更迭。フランコ・コラピントと交代となった。その後はリザーブに回るも、シーズン中に再びシートを得ることはできなかった。
そんなドゥーハンは、2025年を最後にアルピーヌを去るのではないかと言われていた。そして昨年12月にはスーパーフォーミュラの合同テストにKONDO RACINGから参加。この時は3日連続でデグナーでクラッシュするという不名誉な形で話題を集めたが、ドゥーハン陣営は初日から一切のインタビュー取材に応じないなど厳しいメディア規制が敷かれた。これはアルピーヌとの契約の関係によるものだという。
しかしながら、年が明けてアルピーヌは2026年シーズンにおいてはドゥーハンとの契約を更新せず、彼が「キャリアにおける別の機会を追及できる」状況とすると発表。彼のスーパーフォーミュラ参戦に向けて、大きな障壁はなくなったように見える。
アルピーヌからの声明文は以下の通りだ。
「BWTアルピーヌF1チームは、ジャック・ドゥーハンと双方合意の下、2026年シーズンのF1世界選手権において同チームのドライバーとしての契約を更新せず、キャリアにおける別の機会を追及できるようになったことを発表する」
「ジャックは2024年のアブダビGPでF1デビューを果たし、アルピーヌアカデミー出身者として我がチームのレースシートを獲得した初めてのメンバーとなった」
「チームは過去4年間、トラック内外で示したジャックの献身とプロフェッショナリズムに感謝するとともに、今後の活躍を祈っている」
なおドゥーハンがSFテストに参加したREALIZE KONDO RACINGは、現時点で2026年のドライバーラインアップを発表しておらず、ドゥーハンとウイリアムズ育成ドライバーのルーク・ブラウニングがその席に収まるものと見られている。

