理系総合1位は「NTTデータグループ」 IT・通信・自動車業界に注目が集まる
理系総合では、「NTTデータグループ」が前年6位から大きく順位を上げて首位となりました。同社はIT・ソフトウェア業界のリーディングカンパニーとしての安定性に加え、学生の専攻や志向に合わせた多種多様なインターンシップを開催しており、技術を社会に実装するやりがいを具体的に提示したことが理系学生の支持を集めたと考えられます。
2位は「ソニーグループ」。2〜4週間にわたる職場密着型のインターンや長期有給インターン、ハッカソンなど、技術テーマからコースを選択できる高度な専門性重視のインターシッププログラムを実施しました。3位の「トヨタ自動車」も、自動車業界の大変革期においてソフトウェア・IT人材の需要増加に対応した多彩なプログラムを展開しており、従来の「メーカー」の枠を超えた技術的挑戦の場として認知されています。
就活スタイルは早期から「選考」を意識した戦略的な探索へ
今回の調査結果から、27卒学生はブランド力や知名度だけでなく、入社後の具体的なキャリアや企業の安定性を冷静に見極める傾向がより強まっていることが分かりました。
2025年9月、ワークス・ジャパンが行った27卒学生を対象とした調査では、夏休みの段階で8割を超える学生がインターンシップ等のイベントに参加していると回答しました。従来の「業界研究」という名目以上に、学生の間ではインターンシップが「就活・選考の本格的なスタート」であるという意識がすっかり定着しているのが現状です。
そういった中で、夏インターンシップでいかにターゲットとなる学生と接点を持ち、参加後のフォロー施策や学生への情報発信のベースとなる採用サイトの充実など、今後はさらに網羅的な視点を持った選考活動の工夫が求められると思われます。

