米スポーツ専門メディア『Clutch Points』は現地1月12日にXを更新。ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が他のスター選手と異なる点を紹介した。
同メディアは「NBAの歴史上、ほとんどのスーパースターはフリースローを狙って得点を重ねてきたが、ステフィンはまさにその逆をやっている」と指摘。その違いは3ポイントシュート成功数とフリースロー成功数の比率だという。
カリーは同日時点で3ポイントシュートをキャリアで4199本(9950試投)決めており、フリースローの4189本(4593試投)を上回っている。歴代首位の91.2%というフリースロー成功率を誇っているにもかかわらずだ。
同メディアはジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)の例でこの状況の特異さを説明しており、ハーデンは3288本の3ポイントを決めた一方でフリースロー成功数はなんと8432本。3ポイントラインの外側と比較して2倍以上の本数をフリースローラインから決めている。
実際にキャリア得点ランキングで、21位のカリーの次に3ポイント成功数の方が多いのは元相棒で110位のクレイ・トンプソン(ダラス・マーベリックス)。3ポイントを2000本以上沈めてきた名だたるシューターで見ても、次の5人のみだ(カッコ内は所属チーム、3ポイント成功数、フリースロー成功数)。
ステフィン・カリー(ウォリアーズ/4199本・4189本)
クレイ・トンプソン(マーベリックス/2795本・1549本)
カイル・コーバー(元アトランタ・ホークスほか/2450本・1297本)
バディ・ヒールド(ウォリアーズ/2175本・848本)
CJ・マッカラム(ホークス/2085本・1767本)
同メディアは「まさに、唯一無二のキャリアを目の当たりにしていると言えるだろう」とし、「フリースロー成功数よりも3ポイント成功数の方が多いスーパースターは、今後現れるのだろうか?」とカリーのスタイルに脱帽した。
今季の得点ランキング上位3人はいずれもガードポジションの選手だが、キャリアで3ポイントシュートよりもフリースローの方を多く決めており、特に2位のシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)はその傾向が強い(3ポイント成功数690本、フリースロー成功数3103本)。
前人未到の3ポイント成功数4000本という偉業に加えて、フリースローよりもその数が多いという「逆転現象」。カリーが引退するまでこの比率を維持したならば、それこそが「誰にも到達できない聖域」として歴史に刻まれるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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