最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
「自分が望む人生」を描くための6つのステップ

「自分が望む人生」を描くための6つのステップ

望みどおりの人生を描くためのステップ / Credit:Canva

新しい年になって、抱負を立てる人も多いかもしれません。

「今年こそは頑張ろう」「何かを変えなければ」と意気込む一方で、立てた目標が増えすぎてしまい、気づけば重荷やプレッシャーに変わっていることもあるのではないでしょうか。

こうした悩みに対して、心理学やキャリア支援の現場での知見をもとにした現実的な提案を示しているのが、心理学者であり、女性支援プログラム「Women Rising」の創設者兼CEOでもあるメーガン・ダラ=カミナ氏です。

彼女は、「今年何を達成するか?」ではなく「どんな人生を送りたいのか?」から考えるための、6つのステップを紹介しています。

目次

  • 今の自分を把握する前半3ステップ
  • ビジョンと行動に落とし込む後半3ステップ

今の自分を把握する前半3ステップ

多くの人が目標設定でつまずく理由の一つは、いきなり「達成すべきこと」から考えてしまう点にあります。

やりたいことや改善したいことを片っ端から挙げていくと、リストはどんどん膨らみ、モチベーションよりも「こんなにやることがあるのか」という圧倒感が先に来てしまいます。

ダラ=カミナ氏は、そうならないためには「目標を立てる前の準備」が欠かせないと指摘します。

そこで鍵になるのが、6つのステップです。

ステップ1:今の自分を正確に把握する

最初に行うべきなのは、「これからどうなりたいか」を考えることではなく、「今どこにいるのか」を知ることです。

過去1年を仕事、健康、お金、人間関係、学び、休息といった生活の主要な領域ごとに振り返るのです。

それぞれについて、 何を誇りに思えるか、 何が負担や違和感の原因だったか、 何を増やしたいか、何を減らしたいかを整理します。

このとき重要なのは、自分を責めないことです。

良し悪しを裁くのではなく、あくまで「現状を把握するための情報を集めている」と考えることで、冷静に自分の立ち位置を見つめることができます。

ステップ2:自分の価値観を明確にする

次のステップは、自分にとって本当に大切な価値観を言語化することです。

価値観とは、満たされているときに充実感を覚え、欠けると強い違和感やストレスを感じるものを指します。

成長、家族、健康、安定、貢献、自由などの中から、今の自分にとって特に重要だと感じるものを3〜5個に絞ります。

さらに、それぞれが現在どの程度大切にできているかを10段階で評価し、少し点数を上げるとしたら何が変わっているかを考えます。

価値観が明確になると、日々の選択を「自分にとって意味のある方向」に寄せやすくなり、無理な目標に振り回されにくくなります。

ステップ3:自分はいま「どのシーズン」にいるかを見極める

3つ目のステップは、自分の人生が今どの「シーズン」にあるのかを理解することです。

たとえば、人生の状態を成長、安定、移行、回復という4つのシーズンに分けることもできます。

常に成長を求めるのではなく、体調や家庭、仕事の状況を踏まえ、今はどの季節にいるのかを見極めることが重要です。

現実に合わないペースを自分に課してしまうと、燃え尽きや挫折につながりやすくなるからです。

ビジョンと行動に落とし込む後半3ステップ

前半の3ステップで、今の自分の立ち位置と優先すべき価値観が整理できたら、次は未来に目を向けます。

ここからは、理想を現実の行動につなげていく段階です。

ステップ4:1年後の「満足した自分」を思い描く

まずは年末の自分を想像します。

1年を振り返ったとき、どんな状態なら「良い一年だった」と感じられるでしょうか。

仕事、健康、人間関係、日常の過ごし方について、満足している自分の姿を短い文章で表現します。

数値や成果よりも、「どんな感覚で毎日を過ごしていたいか」に焦点を当てることがポイントです。

ステップ5:3〜5個の優先事項に絞る

次に、そのビジョンを支えるための優先事項を3〜5個に絞ります。

キャリアに関するものと、心身の健康や生活の質に関するものを必ず含めることが勧められています。

それぞれについて、 なぜ重要なのか、 年末にはどんな状態になっていたいか、 来月何に取り組むかを明確にします。

こうすることで、理想が具体的な行動計画へと変わっていきます。

ステップ6:90日間のシンプルな計画を立てる

最後のステップでは、1年分を一気に計画するのではなく、最初の90日間に集中します。

そうすることで、目標達成の可能性が高まり、生活の変化に合わせて調整しやすくなるからです。

この期間で現実的に進められることを考え、必要な支援や情報、逆に手放すべきことを整理します。

考える時間や実行する時間をカレンダーに書き込み、定期的に振り返る習慣を持つことで、状況に応じて柔軟に軌道修正しながら進むことができるでしょう。

ここまでで、6つのステップを共に考えてきました。

これらのステップが目指しているのは、完璧な人生計画を立てることではありません。

自分の現実と価値観に目を向け、無理のない方向へ少しずつ進み続けるための指針です。

派手な目標を掲げるよりも、今の自分を理解し、進みたい方向を定め、小さな行動を積み重ねていくこと。

それこそが、「自分が望む人生」を描くための最も現実的な方法なのかもしれません。

参考文献

Six Steps to Map Out the Life You Truly Want
https://www.psychologytoday.com/us/blog/real-women/202601/six-steps-to-map-out-the-life-you-truly-want

ライター

矢黒尚人: ロボットやドローンといった未来技術に強い関心あり。材料工学の観点から新しい可能性を探ることが好きです。趣味は筋トレで、日々のトレーニングを通じて心身のバランスを整えています。

編集者

ナゾロジー 編集部

配信元: ナゾロジー

提供元

プロフィール画像

ナゾロジー

ナゾロジーはkusuguru株式会社が運営する科学情報サイトです。読者をワクワクさせ、科学好きな人を増やすことを理念に運営しています。 現在、世界はたくさんの便利なテクノロジーによって支えられています。しかし、その背景にある科学の原理や法則を知る機会はあまりありません。 身近に潜む科学現象からちょっと難しい最先端の研究まで、その原理や面白さを分かりやすく伝えられるようにニュースを発信していきます。

あなたにおすすめ