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【選手権】取材ライターが選ぶ「下級生ベスト11」! 193センチのU-17タイ代表GKが主役に。半端ない流経大柏DFのポテンシャル、唯一の1年生は…

【選手権】取材ライターが選ぶ「下級生ベスト11」! 193センチのU-17タイ代表GKが主役に。半端ない流経大柏DFのポテンシャル、唯一の1年生は…


 昨夏のインターハイに続いて日本一となった神村学園(鹿児島)の初優勝で幕を閉じた第104回高校サッカー選手権。決勝ではチケットが完売し、国立競技場には大会史上最多となる6万142人が詰めかけた。“最後の冬”に懸けた3年生たちが大舞台で輝きを放った一方、印象的な活躍を見せた下級生の存在も際立った。

 本稿では、ひと際インパクトを残した次なる主役候補として注目したい俊英たちをベストイレブン形式で紹介。育成年代に詳しい、今大会を取材したサッカーライターの松尾祐希氏に、来季の飛躍を予感させるポテンシャルを秘めた有望株たちをセレクトしてもらった。

――◆――◆――

GK
プムラピー・スリブンヤコ(鹿島学園/2年)
タイからやってきた留学生が主役となった。昨年4月のU-17アジアカップにU-17タイ代表として出場した193センチの大型GKは、リーチの長さを活かしたシュートストップやハイボール処理で存在感を発揮。チーム初となるファイナル進出の原動力となった。
 
DF
メンディー・サイモン友(流経大柏/2年) 
昨秋のU-17ワールドカップでブレイクした注目株のポテンシャルは半端なかった。セネガルとギニアにルーツを持つ父から譲り受けた身体能力をフル活用し、エアバトルで無類の強さを披露。スピードでも相手を圧倒しており、海外クラブも含めて争奪戦になっている実力を余すことなく見せつけた。

吉田龍悟(帝京長岡/2年)
3バックの右CBに入り、強度の高い守備で攻撃的なチームを最後尾から支えた。ビルドアップも安定感が増し、的確なポジショニングと正確なパスで出発点の役割を全う。ベスト8敗退に終わったが、来季の飛躍を予感させるパフォーマンスだった。

小熊亮輔(東福岡/2年)  
豊富な運動量と正確な左足で違いを生んだ“赤い彗星”のレフティは、初の全国舞台で堂々たるプレーを見せた。サイドハーフにも対応できるほどの攻撃センスでチャンスに絡み、秋田商との2回戦では1アシスト。守備の強度をさらに高めれば、次のステージも見えてくるはずだ。

大徳剛矢(流経大柏/2年)
夏のインターハイは4バックの真ん中、今大会は右SBでもプレーした俊英は、身体を張った守備で力を示した。3年生主体で選手層が厚いチームにおいて4試合・190分の出番を得ており、今冬の経験を活かして来季は絶対的な存在になれるか。
 
MF
星 宗介(尚志/2年)
5歳上の兄・景虎(東海大4年/鳥取入団内定)は矢板中央、2歳上の兄・慶次郎(東海大/1年)は尚志で選手権に出場した過去を持つ。サッカー一家で育った守備的MFはアンカーのポジションでエースキラーを担い、出足の鋭い守備で4強入りを果たしたチームを支えた。

屋宜 葵(昌平/1年)
昨秋にトップチームに加わり、初スタメンは選手権本大会に入ってから。右肩上がりで成長を続けてきたボランチは持ち前の技術力とパスセンスで攻撃を司り、中盤でリズムを作った。視野の広さもあり、ピッチ全体を俯瞰して見渡せるプレーメーカーとして来季は注目だ。

古川蒼真(流経大柏/2年)
流れの中で右SBと右サイドハーフでポジションを入れ替えながら、スピードを活かした仕掛けで流経大柏のサイドアタックを支えた。ゴール前に入るタイミングや裏抜けの感覚も良く、今大会は米子北との2回戦で2ゴールをマーク。来季の主力候補として、さらなる飛躍を期待したい。

山本 翼(大津/2年)
2列目からの飛び出しが鋭く、ゴール前での得点感覚も抜群。点が取れるタイプのトップ下として夏のインターハイでブレイクした背番号17は今大会も力を発揮し、4戦3発の大活躍を見せた。名実ともに主力となる来季は高卒でのプロ入りを目ざし、より結果にこだわってプレーできるか。
 
FW
内海心太郎(鹿島学園/2年)
初のファイナル進出を果たした鹿島学園において、アグレッシブなプレーでインパクトを残した。174センチと決して大柄ではないが、身体を張ったポストワークや背後への飛び出しで起点を作り、自らも6試合で3ゴール。決勝は不発に終わったが、来季は悔しさをバネに日本一に再チャレンジする。

山下紫凰(大分鶴崎/2年)
大分の育成組織で育ったストライカーは3戦3発の活躍で、チームとして26年ぶりとなる選手権勝利に貢献した。流経大柏との3回戦は1−5で逆転負けを喫したが、快速を活かして最終ラインの背後を取り、見事なゴールを決めたのは記憶に新しい。全国基準を知ったストライカーが来季どのような成長を遂げるのか楽しみだ。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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