今季F1に新規参戦するキャデラックは、バルセロナでのプレシーズンテストでモノクロのカラーリングを採用することを明らかにした。
キャデラックは2026年から11番手のF1チームとして参戦。グレアム・ロードン率いる同チームは、イギリスのシルバーストンとアメリカに拠点を置いており、経験豊富なグランプリウイナーであるバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスを起用する。
そんなキャデラックが今回、暫定リバリーを披露した。これは1月末に行なわれるバルセロナ-カタルニア・サーキットでの非公開テストにて使用される。彼らはここでニューマシンのシェイクダウンを行なう。
このカラーリングは、ゼネラルモーターズのCEOであるマーク・ロイスによって、デトロイトの本社で発表された。黒とシルバーを基調とした、洗練されつつもステルス性の高いモノクロデザインとなっているが、ロイスはこれがニューマシンの空力形状をできるだけ隠すというF1の伝統に沿ったものだと認めている。
また、その中にはキャデラックのエンブレムがあしらわれ、ノーズコーンには英国と米国のチーム創設メンバーの名前も組み込まれている。
ロイスCEOは次のように語る。
「今回のテスト用リバリーは、デトロイトのデザイン遺産と、グローバルなキャデラックF1チームの力強さを称えるものでありながら、我々の車両設計上の秘密を守るものでもある」
「バルセロナテストは始まりに過ぎない。来月、正式なレース用リバリーを世界中のファンにお披露目するのが待ちきれない」
キャデラックの最終的な2026年用カラーリングは、バーレーンでの公式プレシーズンテスト開始に先立ち、2月8日にNFLスーパーボウル中継のハーフタイムという大規模な広告枠の中で公開される予定だ。
キャデラックF1のCEO、ダン・タウリスはこう述べた。
「世界的で放送される選手権の中でレース用リバリーをデビューさせることは、常識への挑戦であり、キャデラックF1を世界的の人々に発信することになる」
「GMデザインスタジオが手がけたこの特別仕様のテスト用リバリーと共に、我々は自動車の伝統に敬意を払いながら、2026年シーズンに向けた未来を見据えている」
またキャデラックは今月初め、元ザウバーのドライバーである周冠宇が2026年にリザーブドライバーを務めることを発表。一方でこれまでインディカーで活躍したアメリカ人ドライバーのコルトン・ハータもチームもテストドライバーを務めながら、将来的なF1昇格を見据えてF2に参戦することになっている。

