2026年シーズンの開幕が近づいているMotoGP。プラマック・ヤマハがシーズンローンチイベントの先陣を切り、2026年カラーリングを発表した。
プラマックは2025年シーズンからヤマハ陣営に加入。さらに昨年はルノー傘下のスポーツカーブランドであるアルピーヌがスポンサーに加わるなどスポンサー面での新しい動きもあった。
2026年シーズンのマシンカラーリングは、そんな昨年のモノを基本的に引き継いでおり、紫と青をメインにした色合いが継続。変化はスポンサー周りやマシン形状の変更に伴うロゴ配置の変更などに留まっている。
なお2026年シーズンは、プラマックにとって再び大きな挑戦の年となる。ヤマハがYZR-M1のエンジンを、これまでの直4からV4へと変更するためだ。
さらにライダーラインアップも変更。ジャック・ミラーは継続するものの、チームメイトにはミゲル・オリベイラにかわって、WSBKで3度チャンピオンに輝いているトプラク・ラズガットリオグルを起用する。
なおラズガットリオグルはWSBKでは「54」をパーソナルナンバーとして使ってきたが、MotoGPでは既にフェルミン・アルデゲル(グレシーニ)が使用していることもあり、「7」を使うことを決めている。
他シリーズでの実績十分な大型ルーキーとしてMotoGPへの挑戦をスタートするラズガットリオグルは、チームメイトに先んじて1月末にセパンで行なわれるシェイクダウンテストから参加し、MotoGPマシンへの適応を進めていく予定だ。
その後MotoGPは同じくセパンで2月3日からプレシーズンテストを開始。ヤマハのV4マシンが試される。
ヤマハ・モーター・レーシングのマネージングディレクターを務めるパオロ・パヴェジオは、プラマックとの2年目のシーズンに向けて、次のように語った。
「このパートナーシップの初年度は、人材、プロセス、そして技術的な方向性を整合させることで、強固な基盤を築くことができた。共に迎える2年目にあたっても、引き続き開発と一貫性に焦点を当てるとともに、このプロジェクトを再びグリッドの最前線へと押し戻すために必要な体制の強化に取り組んでいく」
「ジャック・ミラーの継続参戦は、我々にとって重要な資産だ。彼の経験や技術的フィードバック、そして競争心に満ちた姿勢は、マシンの進化とチーム全体のパフォーマンス向上を支えるうえで重要な役割を果たしている」
「同時に、トプラク・ラズガットリオグルをMotoGPに迎えることは、ヤマハのより広範なレーシングビジョンの中で、非常に大きく、かつエキサイティングな一歩だ。トプラクの才能とキャラクターに疑いの余地はないが、彼のMotoGP最高峰クラスへの転向は、時間と忍耐、そして互いの適応を必要とする旅になってくる。我々の目的は、彼が学び、成長し、そして最高レベルでそのポテンシャルを段階的に発揮していけるよう、適切な環境を提供することにある」
プラマックはドゥカティのマシンを使っていた時代は、2024年のホルヘ・マルティンによるタイトル獲得をはじめとして大きな成功を収めてきた。ヤマハ1年目はかなり苦しい結果に終わったが、マシンが一新される2026年シーズンに、彼らはかつてのような成功を収められるだろうか?

