
本作はメラニア・トランプの視点を通し、2025年のドナルド・トランプ大統領就任式までの20日間を、これまでにないほどの近距離で映しだすドキュメンタリー。就任式に向けての計画指揮、ホワイトハウス移行に伴う複雑な準備、そして首都ワシントンへ再び家族と引っ越す様子までをもカメラで捉え、メラニアを取り巻く世界の内部へと踏み込んでいく。重要な会議、私生活での会話、これまで公開されなかった環境を記録した独占映像とともに彼女が世界でも有数の影響力のある役割へと復帰する姿を描く。
このたび解禁されたのは、ファーストレディになるまでの20日間に密着した本作の中でも、米国大統領就任式という歴史的瞬間を彩ったメラニアの装いにフォーカスした2点の場面写真。1枚目はトランプとともに歩みを進めるメラニアの姿を捉えたカット。就任舞踏会で着用したのは、デザイナーのエルヴェ・ピエールが手がけたドレスで、白地に大胆な黒のリボンを配したデザインが特徴的。本作ではこのドレスの制作過程にも密着していて、黒いリボンの長さや配置といった細部をデザイナーと意見を交わしながら調整を重ねていく様子が描かれている。そして2枚目は、息子バロンと顔を見合わせるメラニア夫人を捉えたワンシーン。ダークネイビーのコートとスカートに身を包み、白のアクセントが施された広いつばの帽子を合わせた装いで、就任式当日の正装スタイルを記録したカットとなっている。
エプスタイン文書公開や税関捜査局(ICE)職員による射殺事件など、混迷が続く第2次トランプ政権。その始まりをファーストレディの視点から見つめるのも興味深い。
文/スズキヒロシ
