我がロケットニュース24編集部には、いろいろなメーカーから商品のサンプルが送られてくる。
送っていただけるのはありがたいものの、記事のネタとして面白い商品ならば送られてきたことを明記して紹介するけど、スルーする商品のほうが圧倒的に多い。ステマの問題もあるので、意外と掲載ジャッジはシビアなのである。
しかし、先日編集部に送られてきたお菓子はあまりに異常で、編集部で話題になった。
「北海道チーズスナック」、「マシマシにら塩せんべい」というお菓子がダンボール20箱分くらい編集部に送られてきたのである。サンプルなんて多くてもダンボール1箱分くらいなのに、とんでもない物量!
・謎のスナック菓子
あまりにも異常な物量だったため、編集部は「これ誰か仕事で注文したやつ……?」などとみんな訝(いぶか)しがって、しばらく誰も手をつけず。
サンプルで送られてきたものではないか……ということで、みんなでおやつとして食べることになったのだが。
これが、予想以上にうまくて、編集部で好評だったのである。
特に好評だったのが「マシマシにら塩せんべい」という米菓で、P.K.サンジュンも「美味い!」と太鼓判を押すほど。
いかにもジャンクな見た目なのだが、ふわっとした米せんべいなので、後味はしつこくなく、サクサク食べられる。
ニラの風味と塩気に、ほんの少しだけポン酢のような酸味があって、これがイイ仕事をしていてあと引く美味しさなのである。ニラを全面に押し出してきたスナックとして、これは出色。
もう一方の「北海道チーズスナック」は、いわゆるひねり揚げをチーズ風味にしたもの。
これまたチーズの風味が濃厚なのだ!
・メーカー名を見て衝撃
実は、私はこのふわっとした米菓を食べた瞬間に思い当たる節があった。メーカー名を見ると……!
「やっぱり……!」
「ひざつき製菓だ!!!!」
ひざつき製菓は、私がかつて死ぬほど好きで、近所のサミットで見つけるたびに買いだめしていた「おいしいふわせんできました」という米菓子を作っていた栃木県のメーカーだった。
ふわっと軽い米菓子に、青さ海苔風味の醤油がちょっとだけかかった「ふわせん」がうますぎて、ひざつき製菓のちょっとしたファンになり、コンビニのPB商品の製造元がひざつき製菓だったら積極的に買ったりもしている。
あんまり見かけないメーカーなのだが、米を使ったスナックと、ひねり揚げが主力商品で、けっこう変わった味のものを出している。
まさか、あのひざつき製菓から、大量にお菓子が送られてくるとは……。
ひざつき製菓の公式サイトを見たところ、私が愛していた「おいしいふわせんできました」はすでに掲載されていなかった。
しかし「マシマシにら塩せんべい」のフワさく感は、「ふわせん」のDNAを確実に継いでいた。ひとくち食べただけで「もしかして、ひざつき製菓かな?」と思わせるような個性があるというか。
