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【WEC富士】トヨタ7号車のデ・フリーズ、予選アタックで痛恨ミス「もっと行けたかもしれないけど、これが現実」

【WEC富士】トヨタ7号車のデ・フリーズ、予選アタックで痛恨ミス「もっと行けたかもしれないけど、これが現実」

FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間レースの予選で14番手に終わったトヨタ7号車のニック・デ・フリーズは、自身のアタックでミスがあったと語った。

 今回、トヨタは7号車がデ・フリーズ、8号車は平川亮が予選アタックを担当。ハイパーポール進出となるトップ10入りを目指した。

 平川が5番手で予選を通過し、最終的にハイパーポールで8番手となった一方、7号車のデ・フリーズは14番手と突破ならず。決勝レースを後方からスタートすることになった。

「8号車は素晴らしい仕事をして、僕たちのパッケージのパフォーマンスを最大化した。僕は、セクター3まで良いラップを刻んでいたんだけど、ターン15でミスをして、それで台無しになったんだ」

 そうミスについて語ったデ・フリーズ。とはいえ、オンボード映像を見る限り、それほど大きなミスではない様子。ただトップから17番手まで1秒以内という接戦の中、唯一のチャンスを逃してしまうことになった。

「僕たちには、2回目や3回目のアタックでタイムを更新するマージンがなかった。僕たちのパッケージとあのタイヤだと、ワンチャンスしかないんだ」

「最大限に引き出した8号車でも十分じゃなかった。僕たちはもっとグリッドを上げられたかもしれないけど、残念ながらこれが現実だ」

 デ・フリーズは、決勝レースでも状況は大きく変わらないと予想。それでもレースで何が起こってもいいように備えたいと語った。

「この結果を受け入れているわけではないし、すぐに前進できるなら出来る限りのことをする。でも一朝一夕で状況を変えることはできないんだ」

「決勝の状況も予選と同じようなモノだと思う。レースになったらかなり良くなるとは考えていない。でもレースでは常にチャンスがあるし、色々なことが起こる。だから常にシャープさを保ち、チャンスを逃さないようにしなければならない」

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