
「SHIBUYA ANIME BASE」#シブアニ(毎週金曜夜9:00-10:00 ABEMAアニメチャンネル)の#72が1月9日に放送。声優・アーティストの緒方恵美に独占インタビューを行った。
■14歳の感覚を失ってはいけないと思っていた
番組では、緒方恵美が2025年12月に開催した年に一度のスペシャルライブに潜入し、独占インタビューを行った。両親がクラシック音楽家という環境で育ち、縁あってミュージカル俳優を志した緒方は、腰を痛めたことをきっかけに声優へ転身。1992年にアニメ『幽☆遊☆白書』の蔵馬役でデビューし、1994年には歌手活動を開始。1995年には『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役を演じ、キャリア最大の転機を迎えた。
ライブでは、『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング主題歌「残酷な天使のテーゼ」を披露。間奏では碇シンジの声によるパフォーマンスも行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。演じる上での苦悩について緒方は、「14歳の役を演じるためには、14歳の自分の感覚を失ってはいけないと思っていた」「それを続けることでしか、自分の価値はないと感じていた」と告白する。
そんな緒方の苦悩を唯一理解していたのが、監督の庵野秀明だった。綾波レイを助けに行くシーンのアフレコ後、疲れ果てて床にへたり込んでしまった緒方のもとへ庵野監督が駆け寄り、「14歳の気持ちをずっと持ち続けてくれてありがとう。その姿勢があったから、この作品ができた」と声をかけてくれたという。
「庵野さんだけが気づいてくれて、その時はやってきてよかったと思いました」と当時を振り返る緒方。さらに「庵野監督は当時も今も“ライブ感”を大切にする人。『エヴァンゲリオン』は、関わったすべての人にとってのライブだった」と語る。作品に懸けた想いや、庵野監督との深い絆が垣間見えるエピソードが赤裸々に明かされた。

