全てが“負け犬の遠吠え”のようにも聞こえてしまう。1月14日に群馬県の山本一太知事がオフィシャルブログを更新。当日の公務内容を綴る中で、〈小川氏の得票率は49%。市民の半分が交代を求めていたことは、胸にとどめておいて欲しい。そして、市民の半分が市政の刷新を求めた理由である「前橋のブランドイメージの凋落」を回復させる努力は、ぜひともやって頂きたい!〉と前橋市の小川晶市長に向けた〝注文〟を記しつつ、〈そのためにも、不透明な部分に関する情報公開は、自ら積極的になさったほうがいいのではないか?自分は、そう感じている。〉との所感で文章を結んでいた。地元記者が解説する。
「山本知事は今回の選挙で小川市長の対立候補にあたる新人・丸山彬氏を前面的に応援していました。そればかりか、昨年12月に〈ラブホテル問題で辞職した小川晶前前橋市長を決して復活させてはならないと思うこれだけの理由〉と題したタイトルの記事をオフィシャルブログに6回に渡って連載。全体を通して、小川市長のイメージダウンを狙った内容に終始していました」
12月8日に公開された第2回目では、異性かつ既婚者の部下と複数回ラブホテルを訪れながら「男女の関係はなかった」という小川市長の釈明について、〈小川前市長の最大の問題は、市長という公の立場で、市民(有権者)や議会に対して「世の中の大多数のひとがウソだと思う発言」を繰り返しているという点〉と指摘。12月9日に公開された第4回目でも、〈大多数の国民は、小川前市長の「男女の関係が無かった」という説明に納得していないし、今後も、すっかり定着してしまった「ラブホ市長」というイメージが払拭されることは、残念ながら「永久に(?)ない」気がする。(ため息)〉という私見を炸裂させていた。
「地元では、山本知事が小川市長の『弁護士』という肩書に『コンプレックスを抱いているのでは?』との声が絶えません。山本知事は全国紙の新聞記者から政治家に転身したエリートにほかなりませんが、旧司法試験を突破して弁護士になった小川市長の経歴には敵いませんからね。2人とも中央大学法学部出身。山本知事が政治学科、小川市長が法律学科とそれぞれ違う学科を卒業していますが、同窓の先輩が後輩の足を引っ張っている構図なのです」(前出・地元記者)
今回の選挙期間中には、市民から小川市長にブログの内容について尋ねられるシーンもあったが、「あれだけ言われるようなことは何もしていません」と困惑気味に返答していた。選挙が終わっても恨み節が絶えない様子の県知事。今後も一波乱ありそうである。

