
本作でチェンが演じるのは、なんと“ジャッキー・チェン本人”。長いキャリアのなかでも、主演作で自分自身を演じるのは史上初となる。赤ちゃんパンダのフーフーの里親となるため動物園に招かれたチェンが、国際的な犯罪組織によって連れ去られてしまったフーフーを救うため、様々な困難に立ち向かっていく姿を描く。吹替版では、伝説の吹替キャスト、石丸博也が復活を果たす。

ジャッキーを愛し、ジャッキー本人からも公認を得ているものまねタレントのジャッキーちゃんは、「日本の皆さん、こんにちは」と笑顔で挨拶。「やっと日本で公開されること、喜んでいます。ジャッキーもお気に入りの1作。ぜひ日本の皆さんにも気に入ってもらって、楽しんでもらえたらうれしい」と呼びかけた。みかんはこの日、黒柳徹子のモノマネを披露。無数のパンダが描かれたインパクトあふれるドレスに身を包み、2頭のパンダのぬいぐるみを抱えた姿で「私はパンダ大使をしております。黒柳徹子です」とモノマネで語り始めると、会場からは大きな笑い声と共に「すごい」「似てる」と驚きの声が上がっていた。

すでに映画を鑑賞したという2人。ジャッキーちゃんは「アクションシーンは、皆さんが楽しみにしていると思うので」とネタバレに注意しつつ、「お気に入りのシーンは、アイスクリームを食べるシーンがとてもかわいかった。皆さんも真似できるような仕草なので、ぜひ注目してほしいと思います」とオススメした。みかんは「ジャッキーさんのアクションもすごいんですが、やっぱりパンダ」と強調し、「フーフーが、愛くるしい目でずっと私のほうを見ているのよ。もうすぐ、日本からパンダがいなくなっちゃうでしょう?寂しい話になっちゃうんですけれど、『パンダプラン』と出会ったから寂しさも紛れた。パンダ好きとしてはたまらない作品」と“パンダロス”を癒してくれるような映画だと分析。「すごくかわいいの。ドキドキしちゃう」と目尻を下げていた。

また「もしもジャッキーが『徹子の部屋』に来たら」という設定で、ジャッキーちゃんとみかんがモノマネで“夢の対談”を繰り広げる場面もあった。完全アドリブで行われた、本企画。
黒柳になりきったみかんは「あなた、おいくつになられたの?」「日本に来たらいつもなにをされているの?」と質問攻めにしつつ、「あなたと言ったら、アクションがすごいでしょう?ちょっとなにかやって。見たい」とジャッキーちゃんに無茶振り。「いま?やる?」とタジタジになりながらも、蹴り技など見事なカンフーアクションの動きを炸裂させ、会場から拍手を浴びたジャッキーちゃんだが、黒柳になりきったみかんは「あ、そうですか。ありがとうございました。またお会いいたしましょう」とそっけない反応。

さらに「あのネタも好き。やって」と“拳を痛がるジャッキー・チェン”のモノマネもおねだりされたジャッキーちゃんは、再びの無茶振りに汗をかきつつもしっかりとネタをやり遂げ、みかんと観客を「すごい!」と喜ばせていた。

ジャッキー・チェンがスタントマンなどで参加していた作品から数えて、日本で劇場公開された出演作品の100本目にあたる本作。ステージでは、公開100本目記念のマークが初披露された。ジャッキーちゃんは「久しぶりに石丸博也さんが吹替えをしたので、劇場で観られる機会をやっと得ることができました。感無量です」と吹替版にも期待。みかんは「かわいらしい、愛くるしいパンダの顔。しっかりと目に焼き付けて帰ってください」と最後まで黒柳になりきってアピールしていた。
取材・文/成田おり枝
