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MLBコミッショナーのリーグ再編案に現地メディアが見解「エンジェルスファンには朗報」「重大な機会損失だ」 同都市球団の地区分け構想に反響様々

MLBコミッショナーのリーグ再編案に現地メディアが見解「エンジェルスファンには朗報」「重大な機会損失だ」 同都市球団の地区分け構想に反響様々

MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が、近い将来におけるエクスパンションの構想を語った。今月9日、現地ラジオ局の取材に応じ、2029年1月の引退までに実現を目指すとされる複数の改革案のひとつとして、2球団を加え全32球団とし、4球団ずつの8地区制というビジョンがあると明かしている。

 またマンフレッド氏は、同都市を本拠地とする球団に関しては別の地区に分ける考えも述べたという。コミッショナーがこれらの構想を示すと、現地各メディアからは興味深い反応が上がった。
  シカゴ・ホワイトソックスの情報を扱う『SOUTHSIDE Showdown』ではリーグ再編について、同都市球団を別地区とする提案に異を唱えている。同サイトのノア・フェーレン記者は、シカゴ・カブスと多くの対戦を行なうべきと訴え、「カブスと同じ地区で戦う機会があれば、近年ほぼ死んでいたライバル関係が再燃すると考えている」と力を込める。

 フェーレン氏は、シカゴの2球団が同じ地区に入ることを熱望。「(両球団が)年間10~13試合も直接対戦し、なおかつポストシーズン進出をかけて争う関係になれば、試合の意味合いは格段に大きくなるはずだ」と主張する。

 さらに、ロサンゼルスやニューヨークなどでも、同都市のライバル同士による対戦が必要と強調し、「もしマンフレッドの構想がそのまま実現するなら、MLBにとって重大な機会損失になるだろう。リーグには、歴史あるライバル関係を再燃させ、競技への関心を高めるチャンスがある。それを見送るのは、あまりにももったいない選択だ」などと自身の見解を並べている。

一方、ロサンゼルス・エンジェルス専門サイト『Halo Hangout』も、コミッショナーの意見を受け、特集記事を掲載。こちらは同都市の球団、ロサンゼルス・ドジャースと別地区になる案を“歓迎”する。

 同メディアは、「エンジェルスファンにとって朗報」と捉えるとともに、近年のドジャースとの分の悪さを指摘しながら、次のように見通しを述べている。

「エンジェルスはすでにア・リーグ西地区で戦うだけでも厳しい状況にある。そこへドジャースが加われば、まさに悪夢のシナリオだろう。幸いにも、MLBの地区再編が実施されるとしても、エンジェルスはこの“同都市の巨人”を心配せずに済みそうだ」

 コミッショナーによる球界改革はこの先、現実のものとなるのか。そして新たな構想を巡り、今後も様々な議論が巻き起こるのは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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