MotoGP第17戦日本GPのMoto3クラス予選で、古里太陽(Honda Team Asia)が5番グリッドを確保。決勝に向けてもポジティブな姿勢を示している。
古里は日本GPでは初日からまずまず好調で、プラクティスで9番手タイムをマーク。予選Q2への直接進出を決めると、Q2ではラストアタックで5番タイムを叩き出し、母国戦でセカンドロウという好グリッドを確保した。
「自分でも納得できるラップだったなと思っています」と、古里は予選アタックを振り返った。
「ミスはありましたけど、その中でもまとめ上げて、今できることをやりきったなという感じです」
「(初日からは)バイク的な部分もそうですけど、ライダー自身が合わせられたところが大きいかなと。もてぎは上手く走れていないサーキットのひとつだったので、自分のできることでの改善が大きかったなと思います」
そして古里は、さらにこう続けた。
「スピードも少しずつ出てきていて、自信が増えて来ているというか、そこが落ち着いて走れている要因でもあるかなと思います」
「サマーブレイク後の4戦では良い感じで走れているのは確かです。ただサンマリノやハンガリーなどの例もありますが、普通に走れればいいので、今回も普通に走れればという感じです」
決勝に向けては、ポールポジションを獲得したホセ・アントニオ・ルエダ(Red Bull KTM Ajo)がペース面でも少し抜けた速さがあるため、古里としては予選で好位置につけたことも活かして、なんとか食らいついていきたいと話した。
「ペースは悪くなかったと思います。ちょっとルエダがコンマ3秒くらい全体的に速いですけど、予選ではそれをどうにかできそうな位置にいられたので、頑張りたいです」

