スーパーフォーミュラに参戦するB-Max Racing Teamが、2026年シーズンの参戦体制を発表。ドライバーだけでなく、サポーティングキャストも刷新して望むことが明らかにされた。
B-Max Racingは今季も1台体制での参戦。メインスポンサーは2024年から同チームをサポートしている三栄源エフ・エフ・アイ株式会社で継続、『San-Ei Gen with B-Max』としてのエントリーする。マシンカラーリングも引き続き、三栄源エフ・エフ・アイのコーポレートカラーであるブルー、B-Maxのチームカラーであるイエローを基調としたものになる。
ドライバーに関しては既にHRC(ホンダ・レーシング)から発表されている通り、ルーキーの野村勇斗を起用する。2024年の木村偉織、2025年の小出峻に続き、ホンダの育成プログラムの下でスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)を制したドライバーのステップアップ先となった。
また、その他の体制も大きく変わった。まず監督に関しては、昨年まで務めていた本山哲の退任が発表済であったためその後任に注目が集まっていたが、武藤英紀が新たに就任することがアナウンスされた。
武藤は2022年までスーパーGTに参戦。同年をもってトップカテゴリーのドライバーからは退いたが、最近ではホンダの若手ドライバー育成に関わるようになり、昨年はSFライツのHFDP with B-Max Racing Teamの監督として、野村を支えてきた。
発表に際し、武藤新監督は次のようにコメントした。
「今シーズンより、San-Ei Gen with B-Maxの監督を務めることとなり、大きな責任と同時に強いやり甲斐を感じています」
「SFの監督は初めての挑戦となりますが、チーム、そして野村選手とともに、全力でシーズンに臨んでまいります。まずは着実にポイントを獲得し、一戦一戦積み上げながら、最終的にはトップ争いに加わることを目標としています。皆様のご声援をよろしくお願いいたします」
またSFライツの同チームでアドバイザーを務めていた大津弘樹も、スーパーフォーミュラでアドバイザーを務めることになった。大津は現役のスーパーGT・GT500ドライバーであり、2024年までスーパーフォーミュラに参戦した経験もある。大津は「自分の経験を共有しながら、シーズン序盤から結果につなげられるよう最大限サポートしていきます」と意気込む。
そしてチーフエンジニアもSFライツからの登用に。昨年の野村担当である今関佳斗エンジニアが務める。彼自身もトップカテゴリーへのステップアップということで一筋縄ではいかないと自覚しているというが、「野村選手とともに着実に上を目指し、まずは1勝することを目標に戦っていきたい」とした。
ちなみに昨年までチーフを務めた村井寛太エンジニアは、昨年12月の鈴鹿テストの段階で松下信治を起用するDELiGHTWORKS RACINGに合流しており、チーム移籍となる模様だ。
これで実質的に、昨年のSFライツのパッケージがそのままスーパーフォーミュラにステップアップしたような格好だ。野村も、SFライツのメンバーと共にスーパーフォーミュラ1年目を戦えるということで、非常に心強いとコメントした。
「初めてのSF参戦ですが、昨年末のテストで手応えは感じています。また、自分のために非常に心強い体制を用意していただきましたので、もし壁に当たることがあっても、必ず乗り越えられると思っています。自分自身の成⻑を実感し、チームの期待に応えられるシーズンとするよう頑張ります」
なお、San-Ei Gen with B-Maxは1月17日(土)10時より、スーパーフォーミュラ車両を展示している神奈川県の綾瀬市役所において、参戦体制発表会を実施する。イベントには野村、武藤監督、大津アドバイザーらが出席し、サイン会なども実施される。

