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名手フェデラーが語る全豪オープン復活優勝の記憶と、アルカラスの史上最年少「生涯グランドスラム」への期待<SMASH>

名手フェデラーが語る全豪オープン復活優勝の記憶と、アルカラスの史上最年少「生涯グランドスラム」への期待<SMASH>

最高峰のテニス四大大会で20度の優勝、男子選手歴代2位のツアー通算103勝を誇る元世界ランキング1位のレジェンド、ロジャー・フェデラー氏(スイス/現44歳)が間もなく開幕する四大大会「全豪オープン」(1月18日~2月1日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の会場を訪問。現地15日には記者会見にも応じ、現役時代に6度の優勝を経験した同大会の思い出や現在のテニス界などについて語った。

 唯一無二とも言われるフェデラー氏の自然体のエレガンスやあふれるカリスマ性は、引退から3年以上が経過した今も全く変わらない。現在彼は2026年全豪オープンのプロモーション活動およびスポンサー関連イベントに参加する目的でメルボルンを訪れている。

 また既報の通りフェデラー氏は17日にセンターコート「ロッド・レーバー・アリーナ」で史上初めて開催される開会式にも出席する見込み。同日にはフェデラー氏がアンドレ・アガシ氏(アメリカ)やパトリック・ラフター氏(オーストラリア)、レイトン・ヒューイット氏(オーストラリア)らと共に出場する豪華エキジビションマッチ「Battle of the World No.1s(歴代世界ランキング1位による対決)」も実施される予定だ。

 現役最後の全豪出場となった20年以来およそ6年ぶりにメルボルンへ帰ってきたフェデラー氏は、自身が決勝でライバルのラファエル・ナダル(スペイン/元1位)を破って復活優勝を遂げた17年の同大会を振り返りつつ、会見の冒頭で次のように語った。
 「ここに来るのは本当に久しぶりで、今は少し緊張している。この大会にちゃんと別れを告げられなかったのは心残りだが、メルボルンには数多くの素晴らしい思い出があり、最も好きな大会の1つだ。特に2017年の優勝は今でも忘れられない。あの年はほとんど期待していなくて、ベスト8に進めれば御の字だと思っていたが、コーチが“もっと上まで行ける”と背中を押してくれたことで、とても良いプレーができた」

 その上で44歳のレジェンドはこう続ける。

「またここに来られたこと、土曜日のイベントに参加できることは本当にうれしい。ツアーを離れると、家で過ごす方が楽だと思ってしまうが、テニス界に携わる人々と時間を共有することは、私にとってとても大きな意味を持つ。今回私は両親と一緒に来ているが、この経験を楽しんでいる」

 その後フェデラー氏は現在の男子ツアーを牽引する若手選手たちについても言及。最近は1位のカルロス・アルカラス(スペイン/22歳)と2位のヤニック・シナー(イタリア/24歳)のライバル関係に注目しているそうだ。

 ちなみに全仏・ウインブルドン・全米を2度ずつ制しているアルカラスは今回の全豪で史上最年少の“生涯グランドスラム”(全四大大会制覇)が懸かっている。これについて問われたフェデラー氏は「簡単に扱える話題ではない」と前置きしつつ、「彼は“1ポイントずつ全力でプレーする”という考え方を大事にしている。キャリアのこれだけ早い段階でその偉業を達成したら、とんでもないことだ」と、今を時めく22歳への期待を寄せた。

文●中村光佑

【動画】フェデラーがナダルを破って優勝した2017年全豪オープン決勝ハイライト

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配信元: THE DIGEST

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