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「こんな役やってたん(笑)」「体張りすぎだろ」 人気俳優が魅せたイメージ激変実写化キャラ

「こんな役やってたん(笑)」「体張りすぎだろ」 人気俳優が魅せたイメージ激変実写化キャラ


松重豊さん(2017年10月、時事通信フォト)

【画像】え…っ? 何で「人外役」引き受けたんすか… こちらが松重さんが再現したからこそ納得してしまう実写化キャラです(5枚)

日本を代表する名バイプレイヤーは猫にだってなれる!

 これまで数多くの人気マンガやアニメが実写化され、人気俳優たちが個性豊かなキャラクターを演じてきました。なかには「えっ、この人がそんな役まで?」と驚かされるキャスティングもあり、その意外なまでの再現度の高さが話題を呼んでいます。

名バイプレイヤーがまさかの猫役?

 ドラマ『きょうの猫村さん』は、ほしよりこ先生のマンガを原作とした実写作品で、2020年に放送されました。本作は猫ながら家事をこなし、人間の言葉を話す「猫村ねこ」が、生き別れとなった「ぼっちゃん(演:濱田岳)」との再会を夢見て、家政婦として働く姿を描いています。

 本作で猫村役を務めたのは、数々の作品で渋いイメージを築き上げてきた名バイプレイヤーの松重豊さんです。松重さんといえば人気ドラマ『孤独のグルメ』の主人公「井之頭五郎」役の印象が強いため、今回のほんわかした役柄との大きなギャップが多くの視聴者を驚かせ、衝撃を与えました。

 また、二足歩行の猫という原作通りの設定とはいえ、松重さんの全身白で猫の被り物をしているビジュアルには、これまでの渋いイメージが覆されます。爪研ぎをしたり、ライバル的な存在の「怖がりの奥さん(演:安藤サクラ)」を威嚇したりと、猫ならではの行動に出る姿も見どころです。

特殊メイクで完全再現した原作人気キャラ

 羽海野チカ先生のマンガを原作とした実写映画『3月のライオン』は、神木隆之介さん主演で2017年に前後編の2作品が公開されました。家族を事故で亡くし、深い孤独を抱える17歳のプロ棋士「桐山零(演:神木隆之介)」が、家族の温かさを知りながら将棋の対局を重ねる物語です。

 当初はストーリー展開やキャスティングなど実写化を不安視する声も多かったものの、神木さんをはじめキャラクターの再現度が高く、好評を博しました。なかでも、桐山の永遠のライバル「二階堂晴信」を演じた、谷将太さんには多くの賞賛の声があがっています。

 二階堂はC級プロ棋士でムチムチとふっくらしたビジュアルが特徴で、原作でも人気の高いキャラクターです。そんな二階堂を染谷さんは、特殊メイクを施して体型を再現し、原作同様の優しく桐山に寄り添う性格もみごとに表現しました。

 監督を務めた大友啓史さんは「MOVIE WALKER PRESS」の取材で「明日命を失ってしまうかもしれない、二海堂はそういう覚悟と思いを抱えて生きている」「振り切って演じてほしい」という思いを、染谷さんへ伝えたことを明かしています。大友監督の熱意と染谷さんの演技力が相まって、難易度の高いキャラの再現につながったのでしょう。

あの歌舞伎役者が演じたクセ凄キャラ

 2017年と2018年に公開された映画『銀魂』シリーズ(原作:空知英秋)は、原作のギャグ的要素をふんだんに盛り込み、小栗旬さん、菅田将暉さん、橋本環奈さんなど豪華なキャストが全力でキャラを再現した作品です。なかでも異彩を放っていたのが、「真選組」局長「近藤勲」を演じた中村勘九郎さんでした。

 原作の近藤は漢気ある仲間想いの人物ですが、作中で裸になるシーンが多い変態でもあり、実写版でもその特徴がしっかりと再現されています。中村さんは映画1作目の序盤で黄金のカブトムシを捕まえるため、ふんどし一丁で全身にハチミツを塗るという衝撃的な姿を披露しました。

 さらに、全裸で素振り(前貼りなしで演じたとのこと)をするシーンまであり、歌舞伎役者という格式高い職業でありながら、驚きの姿を何度も演じ切った中村さんにファンからは賞賛の声があがっています。『銀魂』は前作から7年が経過したいまも3作目の実写化が期待されており、今後の展開に注目です。

配信元: マグミクス

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