「もっと可愛くいなきゃ…」
「嫌われないように気をつけなきゃ…」
恋愛をしていると、気づかないうちにそんな思考に縛られてしまうことは、誰にでもあるものです。
相手に好かれたい一心で頑張り続けた結果、恋愛そのものがしんどくなってしまう。これは決して珍しいことではありません。
好かれる努力に疲れるのは、あなたが不器用だからでも、恋愛に向いていないからでもありません。むしろそれは、相手を大切にしようと真剣に向き合ってきた証拠です。
今回は、「好かれる努力」がなぜ疲れてしまうのか、そして無理をしない恋愛をどう始めていけばいいのかをわかりやすく解説します。
なぜ好かれる努力はこんなにも疲れるのか

好かれる努力が疲れる最大の理由は、「自分を後回しにしてしまうこと」にあります。
相手の好みに合わせて服装や言動を変えたり、本当は言いたいことがあっても我慢したり。恋愛初期は特に、「嫌われたくない」という気持ちが強くなり、自分を抑える場面が増えがちです。
さらに厄介なのは、好かれる努力には終わりがないことです。
一度好かれたとしても、「この状態を維持しなきゃ」「素の自分を出したら幻滅されるかも」という不安が続きます。
恋愛が安心の場ではなく、常に気を張る場所になってしまえば、疲れてしまうのは当然です。
「嫌われたくない」が生む無意識の我慢
好かれる努力の根底には、「嫌われたくない」「見捨てられたくない」という感情があります。
これは誰にでもある自然な感情ですが、恋愛になると自分の価値と直結しやすくなります。
「相手に嫌われる=自分が否定される」というふうに感じてしまうと、無意識に相手を優先し、自分の気持ちを後回しにする癖がついてしまうのです。
最初は小さな我慢でも、それが積み重なると心は確実に疲弊していきます。
「恋愛しているのに、なぜか一人の方が楽」
そう感じ始めたら、それはあなたの心が発している大切なサインかもしれません。
やせ我慢して恋をするのは、自分の欲求を否定して無理をしながら続けるダイエットのようなもの。
苦行を積んで体重を減らせたとしても、リバウンドする確率が一気に跳ね上がり、その上以前よりも悪い結果を招きやすくなります。
恋愛も同じで、無理に相手に合わせたり世間の価値観に合わせたりしていると、次第に心が疲弊してしまいます。
過度なダイエット──ではなく、過度な恋愛へのこだわりは持たない方が、身も心も健やかでいられる確率が高まります。
