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ピアースが現代のロード・マネジメントに一部理解。一方で古巣セルティックスに「そういう文化は見られない」<DUNKSHOOT>

ピアースが現代のロード・マネジメントに一部理解。一方で古巣セルティックスに「そういう文化は見られない」<DUNKSHOOT>

NBAのレギュラーシーズンは82試合、その後に優勝を懸けたプレーオフと、最長8か月にわたるタフな戦いが繰り広げられる。

 それゆえに、近年は選手の疲労軽減、そしてケガのリスクを抑えるために連戦の際に意図的に選手を休ませる“ロード・マネジメント”を行なうチームが増えているが、興行的な部分でスーパースターが欠場することにリーグ側が難色を示すなど、その是非が議論されてきた。殿堂入り選手のポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)は、全試合に出場することに対する見解を述べている。

 NBAとNBPA(選手会)は2023年4月、2023-24シーズンから適用される新たな団体交渉協約(CBA)に合意。2029-30シーズンまでの7年間有効となるルールでは、オールNBAチームやシーズンMVPなど個人賞を受賞するためには、最低65試合出場が条件として設定されている。

 ロード・マネジメントについては、昨年10月に“神様”マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が、『NBC』のシリーズ番組『MJ:Insights to Excellence』の第2弾で言及。

「ロード・マネジメントは本来必要ない」「自分は1試合たりとも休みたくないと思っていた。なぜなら、自身を証明するチャンスだからだ」と発言して反響を呼んだ。
  これに続き、今回はピアースが、セルティックスのデリック・ホワイトが共同ホストを務めるポッドキャスト『White Noise Podcast w/Derrick & Welsh』で、全82試合に出場することについて持論を展開した。

「82試合のシーズンを戦うことについて言わせてもらおう。82試合のシーズンを戦うには、おそらくプレーすべきではない、出場が微妙なゲームも何試合かプレーしなければいけない。82試合もプレーするなら、プレーすべきではない試合もプレーしなければいけないんだ」

 ピアース自身、NBAキャリア19年を通じて、歴代17位の通算1343試合に出場した一方で、全82試合に出場したのは3回(2001-01、01-02、04-05シーズン)だけだった。

 世代屈指のタフガイとしても知られた男は昨年10月、ポッドキャスト『No Fouls Given』で「ロード・マネジメントは特定の選手のために残しておくべきだと思う。例えばジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)だ」ともコメントしている。

 もっとも、伝統あるセルティックスにおいては、ロード・マネジメントのような“甘い考え”は浸透していないと、後輩のホワイトに対してピアースは語る。

「ボストンの選手たちの周りには、そういう文化はあまり見られない。JT(ジェイソン・テイタム)が来てから君たちを見てきたけど、君やJB(ジェイレン・ブラウン)を『今夜はベンチに座らせておくべきだ』なんて思うことはない。まぁ、でも(ロサンゼルス)レイカーズではよくあることさ。俺はレイカーズを批判するのが好きだからね(笑)」

 レイカーズのレブロン・ジェームズは左足の関節炎と右坐骨神経痛により今季の欠場数が17に達し、あと1試合欠場すればアウォードの受賞資格(65試合出場)を失うことになる。オールNBAチーム連続選出が21年で途切れる可能性が高いことも話題となっており、ロード・マネジメントの是非については今後も議論が続きそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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