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横綱・豊昇龍が結びの一番でみせた“まさかの変化”に国技館どよめく! 元横綱の解説陣は「正直、楽に取れるからね」「人それぞれ考え方が違う」

横綱・豊昇龍が結びの一番でみせた“まさかの変化”に国技館どよめく! 元横綱の解説陣は「正直、楽に取れるからね」「人それぞれ考え方が違う」

9月27日、両国国技館で開催中の大相撲九月場所(秋場所)は14日目を迎え、優勝争いはふたりの横綱に絞られた。一敗で単独トップの横綱・大の里が、この日から怪我で休場となった大関・琴桜との一戦に不戦勝。その後の結びの一番では二敗で追う横綱・豊昇龍が関脇・若隆景をはたきこみで下し、優勝の行方は千秋楽へと持ち越された。

 国技館をどよめかせたのは、豊昇龍がみせた立ち合いの“変化”だった。立ち合いで猛然と突進してくる若隆景をさらりとかわし、わずか0秒7での決着。大の里の不戦勝でため息が漏れたばかりの会場は、横綱のまさかの勝ち方に騒然となり、SNS上ではさっそく賛否両論が渦巻いた。
  ABEMA中継で解説を担当した元横綱・若乃花の花田虎上氏は「解説しづらいな。まさか変化するとは思わなかったので」と話したうえで、「相撲がねぇ、変化ってことなんでね...。俺は横綱になって変化はもう捨てたから。こうなったら正直、楽に取れるからね。難しいなぁ」と絶句。一方でNHK解説を務める元横綱・照ノ富士の伊勢ケ浜親方は「もちろん勝ちたい気持ちは誰しもがあると思う。ただ、自分がどういう番付で相撲を取るかは、人それぞれ考え方が違うと思う。明日、頑張ってほしいですね」とコメントした。

 負ければ終わりの一番を制して二敗を守った豊昇龍。日曜日の千秋楽では結びの一番で大の里との横綱対決を迎える。大の里が勝てば2場所ぶり5度目の優勝が決まり、豊昇龍が勝てば優勝決定戦へともつれ込む。

構成●THE DIGEST編集部
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配信元: THE DIGEST

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