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アメリカのライバル対決、F1でさらに激化? フォードとキャデラック、早くも場外”舌戦”過熱

アメリカのライバル対決、F1でさらに激化? フォードとキャデラック、早くも場外”舌戦”過熱

米国の自動車メーカー、フォードとゼネラルモーターズ(GM)は、長年のライバル関係をF1に持ち込む構えだ。フォードは、レッドブルへの関与に関するキャデラック陣営の「明らかに不合理な」主張に対し、反論した。

 フォードは2004年までジャガーブランドでF1に参戦していたが、2026年の新パワーユニット(PU)時代に向けてレッドブルと協力。レッドブルに人材と技術を提供し、レッドブル初の自社製PU開発を支援している。

 フォードの当初の意図は、ミシガン州ディアボーンに拠点を置くOEMのバッテリー技術を活用することで、電動パワーが強化される新型PUにおいてレッドブルをサポートすることだった。しかしそのプロセスを通じて、フォードの貢献は、V6エンジンのコンポーネント提供や米国での部品製造にも及ぶようになった。

 一方、GMは11番目のチームとしてキャデラックブランドでF1に参画し、英国シルバーストンと米国の数拠点(インディアナ州フィッシャーズに建設中の本社を含む)を拠点として、ゼロから参戦をスタートする。キャデラックは当初、フェラーリのカスタマーPUを搭載し、2029年に向けて自社(ゼネラルモーターズ/GM)製PUの開発を進める。

 両ブランドは、サーキット内外で長年にわたるライバル関係にあり、特にNASCARでは数十年にわたり激しい争いを繰り広げてきた。プレシーズンテスト開始前から、両陣営はすでに舌戦を繰り広げており、F1の戦場で対立を激化させる構えだ。

 キャデラックF1のCEOであるダン・タウリスは、昨年のラスベガスGPでフォードによるF1への関与について軽視し「(フォードは)影響がごく限られたマーケティング契約である一方、GMは出資者としての立場にある。技術面では深く関与しており、初日から参画していた。このふたつの契約はこれ以上ないほど異なるものだ」とメディアに語った。

 このコメントに噛みついたのが、フォードのビル・フォード会長だ。彼は『The Athletic』に対し、タウリスのコメントを「明らかに馬鹿げている」と一笑に付し、初めて聞いたときは「驚いた」と語った。

「実際は逆だと思う。彼らはフェラーリのエンジンを使っている。キャデラックのエンジンを使っているわけではない。レースチームにGMの社員がいるかどうかは分からない。もしマーケティング活動のように見えるものがあるとすれば、それはそうだろう」

 フォード・パフォーマンスのゼネラルマネージャーを務めるビル・フォードの息子、ウィルも同様にキャデラックの比較を否定した。

「レッドブルとの提携がマーケティング活動であるという点では、これほど真実からかけ離れたことはない」

 そうウィル・フォードは『The Athletic』に語った。

「マシンにロゴを貼ったり、チーム名と並べて自分たちの名前を冠したりするために、多額の資金を費やすこともできた。しかし我々は、レッドブル・フォード・パワートレインズを真の技術提携として設立するという非常に慎重な決断を下した。これはレッドブルが自社PU開発に注ぐ大胆な取り組みを、真に補完するものである」

 レッドブルおよびレーシングブルズは15日夜にデトロイトで開催されたローンチイベントで、2026年のマシンカラーリングを発表。特にレッドブルはイメージを一新し、淡くブルーが入れられたカラーリングとなった。深いブルーの楕円”ブルー・オーバル”と称されるフォードのエンブレムも入っており、カラーリング変更もフォードと無関係ではないだろう。

 一方、キャデラックはテスト用カラーリングをすでに公開しているが、2月8日のスーパーボウル・ハーフタイムCMで2026年仕様のカラーリングを公開する予定となっている。

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