現地時間1月15日(日本時間16日、日付は以下同)、サンアントニオ・スパーズは本拠地フロストバンク・センターでミルウォーキー・バックスと対戦し、119-101で快勝を収めた。
スパーズは66-53で前半を折り返すと、第3クォーターを40-16と圧倒し、最大39点までリードを拡大。第4クォーターはほぼすべてガーベッジタイムとなる一方的な展開で圧勝、連敗を2でストップした。
ヴィクター・ウェンバンヤマがチームトップの22得点に10アシストをマークしたほか、ステフォン・キャッスルが19得点に10アシスト、ディアロン・フォックスが18得点、ジュリアン・シャンパニーが13得点に11リバウンド、ベンチからディラン・ハーパーが13得点、ルーク・コーネットが10得点を記録。
ただこの一戦、勝敗以上に注目が集まったのが、ウェンバンヤマとケルドン・ジョンソンのビジュアルだ。なんと、2人とも頭を丸刈りにして試合に現われたのだ。
スキンヘッドにした理由についてウェンバンヤマは、試合後の会見で笑いながらこう答えた。
「この考えはしばらく前から頭の片隅にあったんだけど、(ジョンソンも)同じように考えていたことが決め手となった。少し負けが続いていたので、早急に実行に移すべきだと感じたんだ」
開幕から好調をキープしていたスパーズだが、昨年12月27日以降の直近10試合は4勝6敗とペースダウン。悪い流れを断ち切るべくウェンバンヤマが取った行動が、頭を丸めることだったのだろう。昨年の夏に中国を訪れて少林寺で修業した際に剃髪した経験も、この考えに至った背景にあるのかもしれない。
一方、バックス戦前の囲み取材で、ジョンソンは丸坊主にした経緯をこう語っていた。
「昨夜、ヴィク(ウェンバンヤマの愛称)が『おい、頭を丸めようぜ』って言ってきたんだ。で、俺は『マジか、やろうぜ』って返した。だって、ずっとやる理由を探してたからね」
フォックス曰く、1月13日に敵地でオクラホマシティ・サンダーに敗れた後、「飛行機が(サンアントニオに)着陸すると、彼らはヴィクの車に乗り込んで頭を剃り始めた」という。そして「OKCに負けると、そういう悪いことが起きるんだろうな」とジョークを飛ばしていた。
今時の若者には珍しい、スポ根のような精神論で状況打破を図ったわけだが、実際チームが勝利したことから、その効果はてきめんだったのかもしれない。
心機一転した“スキンヘッド・ウェンビー”が、これからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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