
「MSV」を代表する機体、ぜひ3機そろえたい。「RG 1/144 MS-06R-1A 黒い三連星専用ザクII」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ
【画像6枚】ガチかっけぇ! こちら「ルウム出世組」が駆った専用MSです
ルウムで出世した「色とりどり」のエース
宇宙世紀0079年1月15日から1月16日にかけ、地球連邦軍とジオン公国軍とのあいだで、「ルウム戦役」と呼ばれる軍事衝突が発生しました。アニメ『機動戦士ガンダム』の物語が始まる約8か月前のことです。
この戦役では、おなじみ「赤い彗星」こと「シャア・アズナブル」をはじめ、のちにジオン公国軍のエースとして名を馳せる面々が大いに戦果を挙げました。
「黒い三連星」ガイア、マッシュ、オルテガ
そうしたエースたちのなかでも「黒い三連星」の3人「ガイア」「マッシュ」「オルテガ」は、おなじみ「レビル」将軍を捕虜にするという格別の功績を挙げたことで知られます。
3人でチームを組んだのは、実のところこのルウム戦役からとか。またこのとき、それまでのMS-05B「ザクI」からMS-06C「ザクII」へ機種転換しました。そしてルウムでの功績により、彼らにはS型ザクIIが与えられ、また黒、紫、グレーのチームカラーもこのときから使用し始めます。
そののちに彼らが乗機としたMS-06R-1A「高機動型ザクII」は、模型企画「モビルスーツバリエーション(MSV)」を代表する機体といえるでしょう。
やがて宇宙世紀0079年10月、「オデッサ作戦」に備えるため地球へ降下した彼らは、新型機MS-09「ドム」を受領し、そして「アムロ・レイ」の駆る「ガンダム」と邂逅するのでした。
「真紅の稲妻」ジョニー・ライデン
ジオンでは珍しいというアメリカ系で、シャアと同じく赤をパーソナルカラーとする「ジョニー・ライデン」は、「真紅の稲妻」というふたつ名で呼ばれるエースパイロットです。
「一年戦争」開戦時から、MS-06C「ザクII」を駆り戦いに身を投じています。ルウム戦役では戦艦3隻を撃沈し、この功績で大尉に昇進するとともに、パーソナルカラーの「ザクII F型」に乗り換えました。のち、ジョニーの乗機として知られるR-2型の「高機動型ザクII」に機種転換しています。
最後はYMS-14B/MS-14B「高機動型ゲルググ」を駆って「ア・バオア・クー」攻防戦に参加し、消息不明となりました。
「白狼」シン・マツナガ
「白狼」ないし「ソロモンの白狼」のふたつ名で知られる「シン・マツナガ」もまた、ルウム戦役で名を上げたエースのひとりです。このときの功績で、そのふたつ名にあるとおり、白を基調としたパーソナルカラーのF型ザクIIを駆るようになります。
そのマツナガは、しかし、開戦時には一等兵だったといいます。それからほんの数週間で、戦艦1、巡洋艦5という戦果を挙げたことや、直属の上官の戦死もあり、戦場任官され中尉にまでスピード出世を遂げました。彼が士官学校に入学したのはそのあとのことで、卒業後すぐに大尉となります。
「ドズル・ザビの懐刀」として知られ、「MS-06R-1A 高機動型ザクII」を駆り、ドズルの戦場視察のおりには必ずこの白いR-1A型が護衛を務めたといいます。ただ、ソロモン要塞攻防戦の折には本国「サイド3」にいたためドズルの最期には立ち会えず、そしてそのまま終戦を迎えました。
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上述した人物たちの経歴や動向は、おもに講談社「機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション 2 ジオン軍MS・MA編」によるものです。資料により諸説ある点にご留意ください。
