実はこのダル重さ、冬特有の気温変化による自律神経の乱れや、休みの間の生活リズムのズレが影響していることも。
今回は、そんな冬バテを優しく整える、朝・昼・夜の回復ルーティンをあんしん漢方薬剤師の中田早苗さんに教えていただきます。
休み明けはいつもダル重…

休み明けに感じる「からだが重い」「やる気が出ない」「眠い」などの不調は、単なる怠けではありません。
冬は外気温が低く、体温調節のために自律神経に負荷がかかりやすい季節です。
さらに年末年始は睡眠時間が乱れたり、食事・飲酒が続いたりと、心身のバランスが大きくゆらぎます。
そこで大切なのは、無理に気合いで動こうとするのではなく、1日の流れに合わせて優しくからだを起こす習慣を取り戻すことです。
朝・昼・夜で整える“冬バテ回復ルーティン”

ここからは、今日からすぐ取り入れられる“時間帯別のリセット習慣”をご紹介します。
朝:朝日+白湯で“冬のからだ”を優しく起動!
冬バテ改善の第一歩は、体内時計を整えることです。朝起きたら、まずはカーテンを開けて朝日を浴びるのがおすすめです。
朝日を浴びることで睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が調整されると、生活リズムが整いやすくなり、からだの疲労感も軽減されやすくなります。
さらに、白湯をゆっくり飲むことで内臓が温まり、低下しがちな冬の代謝や血行がサポートされます。
これによって、からだの内側から「起きる準備」が整いはじめるのです。
眠くならない!血糖値安定ランチの選び方
休み明けの午後に襲う「眠気」や「集中力の低下」は、血糖値の急上昇と急降下が原因になっている可能性も。そのため、「低GI(血糖値の上昇度合いを表すGI値が低い食品)を意識したランチ」がおすすめです。
「食物繊維(サラダ・海藻・きのこなど)を先に食べる」「主食は“糖の吸収がゆるやかなもの”(玄米、雑穀入りごはんなど)を選ぶ」「たんぱく質(豆腐・魚など)をしっかり摂る」を意識することで、血糖値の上昇がゆるやかになり、午後のパフォーマンスが安定しやすくなるでしょう。
ブルーライト断ち+温活で“深い眠り”に
冬バテの根本的な解消には、質のいい睡眠が欠かせません。とくにブルーライトの刺激は、脳の覚醒を強め、メラトニンの分泌を妨げることがわかっています。
そのため、寝る1時間前からスマホ・PCを使用しないのが理想です。
また、寝る前に肩や首周りを温めたりストレッチをとり入れたりすることで、からだが適度に温まり、睡眠の質がアップしやすいですよ。
