
『ウルトラマン』の必殺技「スペシウム光線」のポーズ (C)円谷プロ
【画像】「えっ」「けっこう前傾姿勢だな」これがウルトラマンのスペシウム光線ポーズいろいろです(4枚)
「必殺技には理由がある」? 読者たちの戦略的解釈
マグミクスは先日、「ウルトラマン、なぜ『早く光線を撃て』とツッコまれる? 全39話を調べて分かった『誤解』の正体」という記事を配信しました。ウルトラマンが「スペシウム光線を早く撃つべきかどうか」という問題について、さまざまな視点の意見が200件以上寄せられました。
記事では、「ウルトラマンは登場してすぐにスペシウム光線を撃てばいいのに」というよくあるツッコミをふまえて、放送された全39話の映像を分析して「光線のタイミングは遅いのか」を検証していました。
分析結果によれば、「カラータイマー点滅前にスペシウム光線を撃った回数」は12回で、「カラータイマー点滅後に撃つ」パターンは16回と、それほど大差がないことが明らかになりました。初期エピソードでカラータイマーが光った後に光線を撃つという「王道パターン」が多かったことが、「早く撃てばいいのに」というイメージを植え付けた要因ではないか……という考察も行っています。
読者からは、スペシウム光線を即座に撃たない理由について、さまざまな解釈、意見が寄せられました。最も共感を集めたのは「人間だって、準備運動をしっかりせずに全力出すのは危険」という視点です。
「ウルトラマンの状態に戻ってから、しばらくは体を慣らして、十分に準備出来てから光線を出すのでは」という意見に、多くの読者が共感を示しました。
「格闘でダメージを蓄積させてから」? ゲーム的視点の考察
また、ある読者からは、RPGやゲームの戦闘システムにもとづく解釈が示されました。「自分も幼い頃は、早く撃てよ!と思ってましたが、十分に格闘で痛めつけ体力を削った後でないと、スペシウム光線も避けられたり防御されたりで、効果を十分発揮されないのでは」という視点も支持を集めています。
実際に、スーパーファミコン用ゲーム『ウルトラマン』でも、格闘戦でゲージを溜めてからでないと、スペシウム光線撃っても撃破できない怪獣がいるという経験も語られています。
記事の調査結果と読者の多彩な解釈からは、「早く光線を撃て」というツッコミが視聴体験や当時の印象に基づいた現象であることが浮かび上がります。水戸黄門の「印籠出し」と同じように、ウルトラマンのスペシウム光線は「永遠のツッコミネタ」として、今も愛されているように感じられます。
