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ウォンバットは糞で“会話”をしているかも? 四角い糞をする理由を示唆(彩恵りり)

ウォンバットは糞で“会話”をしているかも? 四角い糞をする理由を示唆(彩恵りり)

糞の臭いで“会話”をしているかもしれない?

今回の研究は、縄張りを持たない草食動物の嗅覚という、あまり研究がされていない分野を開拓したという点で新規性があるんだけど、限界もあるよ。例えば今回の研究の場合、ウォンバットが見知らぬ個体を臭いで感じ取っていることは分かったけど、それ以上の情報を得ているのかどうかは示唆レベルに留まるのよね。

ただ、鋤鼻器を持つような動物は、糞や尿の臭いから個体の識別だけでなく、個体の性別、年齢、発情期など、様々な情報を得ているのよね。これはいわば臭いによる“会話”とも言えるね。

今回、鼻が利くことが明らかにされたウォンバットが、糞の臭いによる“会話”をしていないとは言い切れないと思うのよ。そうなってくると、ウォンバットの糞が立方体で転がりにくいのは“会話”をするために必要だから、という可能性も出てくるのよ。

研究チームはこの先も追加の調査を行い、臭いが個体識別以上の情報を持っているのかどうか、ウォンバットの“会話”の実態についてさらに明らかにすることを試みているよ。

(文/彩恵りり・サムネイル絵/島宮七月)

参考文献

● K. McMahon, et al. “Deriving the functional significance of olfaction in a solitary non-territorial herbivore: The bare-nosed wombat Vombatus ursinus”. Journal of Zoology, 2025; 327 (4) 386-397. DOI: 10.1111/jzo.70068 (※注意: ウォンバットの解剖写真があります)
● Allison Floyd. (Dec 16, 2025) “Why do wombats have square poop?”. University of Georgia.

配信元: ガジェット通信

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