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「スキークロス」競技の見どころ―ミラノ・コルティナ2026オリンピック

スキークロスは「雪上の格闘技」ともいわれ、最速を争うアスリートたちの凄まじい迫力のバトルや、勝負の駆け引きの面白さで観戦ファンも多い。ミラノ・コルティナオリンピックで手に汗握る白いサバイバルレースの観戦を楽しむために、競技の特徴やルールなど、スキークロスの基礎知識をつけておこう。

■スキークロス(Ski Cross)とは? そのおもしろさ

Photo: GEPA pictures/ Matic Klansek

闘志剥き出しアドレナリン全開の熾烈な雪上バトル!

冬季オリンピックがやって来る度に、世界に大きく注目され「これはおもしろい!」「ハマった」「ほんとにスゴイ」と絶賛されるのがスキークロスだ。オリンピック種目となったのはバンクーバーオリンピック(2010)から。オリンピックの波及性の強さから、一般まで広く注目を浴びるようになった。

スキークロスは、複数の選手が同時にスタートし、ジャンプやバンク、起伏のあるコースを滑り抜けて着順を競う対戦型のフリースタイル競技。タイム計測はあるものの、勝敗は純粋にゴール順で決まるため、見た目のわかりやすさが特徴だ。

決勝ラウンドは4選手が同時に滑り、上位2名が勝ち抜いていくという、わかりやすいトーナメント形式。選手のことをよく知らなくても純粋にエンターテイメントとして楽しめるのが魅力だ。スタートからゴールまで約1㎞のコース上で、常に選手同士の激しいせめぎ合いや衝突、クラッシュなどのハプニングが続出し、ゴール間際での逆転劇もあり、手に汗握るエキサイティングなバトルは、ゴールの瞬間まで結果がわからないスリリングな観戦のおもしろさがある。

スキークロスはアルペンレースと違い、単に雪面で板を速く滑らせる能力だけが求められるのではない。コースにはジャンプやロール(ウェーブ)、深いバンクなど大きな起伏が数多く設定されている。複数人の同時滑走の中でいかにコーナーをつくか、凸凹の衝撃をいかにうまく吸収しながら加速するか、必然的に投げ出される空中で、いかにバランスを崩さずに着地してスピードロスを押さえるか、ジャンプやターン技術など高い斜面対応力が必要となる。

そして何より勝敗を分けるのが勝負の駆け引きだ。常に前後左右の的を意識しながら、いかにライン取りするか、何処で、どのタイミングで前の滑走者を抜くのか、すべては戦略次第。それも瞬時の判断力が結果を左右するのだ。目の前の滑走者が転倒でもしようものなら、巻き込まれて自分もクラッシュして終わってしまう。自分は思い通りに滑っていてもいつ何時、敵が襲いかかってくるかわからない、一瞬一瞬が勝負の明暗を分ける、まるで気が抜けないサバイバルレースなのだ。

動画で実際の様子を見てみよう!

映像は、実際のレースの臨場感や選手同士の接戦、ジャンプやバンクでの攻防をダイジェストで観るのに最適。前回の北京オリンピックでのベストランを集めたダイジェスト映像をチェックしてみよう。

▼北京オリンピック2022 スキークロス「The best of ski cross at #Beijing2022 

https://youtu.be/zzLIlSTWLJ4?si=zOo0n8SZCWk-3ziD

ミラノオリンピックならではの着目ポイント

ミラノオリンピックでは、アルプスの自然地形を生かしたコース設計が想定されており、スキークロス本来のスピード感とダイナミックさがより際立つ。人工的に整えられた会場とは異なり、地形変化や雪質への対応力が勝負を分ける可能性も高い。予測不能な展開が起こりやすいこの競技は、オリンピックの中でも屈指の“生で観て面白い種目”として存在感を放つだろう。

配信元: STEEP

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