フィギュアスケートの欧州選手権は1月16日に英国のシェフィールドで行なわれ、女子シングルはニーナ・ペトロキナ(エストニア)がショートに続きフリーもトップ。自己ベストを上回る合計216.14点で連覇を果たした。ところが五輪金メダリストは競技レベルに嘆きを漏らした。
ロシアのスポーツメディア『Sports.ru』によると、2006年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)氏が欧州選手権のレベルに深い失望を表明。特に女子は「ロシア選手なしでは欧州のスポーツ界は衰退していく」と話し、過激な言葉を次のように述べた。
「昨日、シェフィールドで行なわれた欧州選手権と女子ショートプログラムを観戦した。私は2012年に7度目の欧州選手権優勝を果たしました。ヨーロッパの女子フィギュアスケートのレベルの低さには非常に失望しています。まるで1985年に私たち全員がぐっすり眠り、目覚めたらテレビで同じものを見ていたかのようです」
「プログラムの前半に3回転トウループ+2回転トウループのコンビネーションを跳ぶ選手がおり、それがトップ6にランクインしていた。国内トップ10のロシア女子選手なら誰でも、ショートプログラムで簡単に優勝できるでしょう」
プルシェンコ氏は、かつてロシアの女子選手がフィギュア界を席巻した4回転ジャンプのような大技もなく、全体的に高難度構成が見受けられなかったと落胆。発言はエスカレートし、過激な展望を次のように続けた。
「結論は明白だ。ロシアでは、自国の選手のショートプログラムにトリプルアクセルを入れるかどうか。プログラムの最後に3回転ルッツ+3回転トウループか、3回転ルッツ+3回転ループのどちらをやるか、さらに追加ポイントのためにバク宙(バックフリップ)を加えるかなどを議論している。ところが、欧州ではエリートスポーツのあらゆる尺度ですべてが衰退している」
一気にまくし立てたあと、同氏は「現状、どれほど辛いことであっても、今のレベルを認めざるを得ません。ロシアの選手がいなければ、ヨーロッパの女子フィギュアスケート界全体が完全に衰退してしまいます。私はプロとして競技を見たとき、それを実感して本当に辛い思いをしました」と述べ、フィギュア界の将来を憂いながらロシア選手の国際大会早期復帰を訴えた。
「ロシアのフィギュアスケートは、常にこのスポーツを世界に向けて前進させてきた。私たちがいなくなったことで、状況は本当に悲惨です。悲しい...」(プルシェンコ公式Telegramより)
構成●THE DIGEST編集部
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