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フェデラーが6年ぶりに全豪オープンに帰還!歴代王者が集結した夢の祭典で会場は熱狂<SMASH>

フェデラーが6年ぶりに全豪オープンに帰還!歴代王者が集結した夢の祭典で会場は熱狂<SMASH>

現地時間1月17日、テニス四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)は、センターコートの「ロッド・レーバー・アリーナ」で史上初となるオープニングセレモニーを挙行した。週末の夜、アリーナはまるで“サタデーナイトフィーバー”さながらの熱気に包まれた。

 この日行なわれたのは、ロジャー・フェデラー(スイス)、アンドレ・アガシ(アメリカ)、パトリック・ラフター(オーストラリア)、レイトン・ヒューイット(オーストラリア)、アシュリー・バーティー(オーストラリア)といった歴代世界ランキング1位のレジェンドたちによる豪華エキシビションマッチ「Battle of the World No.1s」だ。試合は、ラフター/ヒューイットとフェデラー/アガシによる対戦として実施された。

 4人の元世界王者が揃ってコートに姿を現すと、観客は息を飲み、その空気に身を委ねた。さらに同センターコートの名を冠する豪テニス界の巨星ロッド・レーバー氏(現87歳)がコイントスに登場すると、アリーナには再び大きな歓声がこだました。

 コイントス後、全豪6度の優勝を誇るフェデラーは「皆さんに会えなくて寂しかったし、こうしてまたここに戻ってこられたことは本当にうれしいです」とマイクを手に取って観客に語りかけ、現役最後の同大会出場となった2020年以来6年ぶりのメルボルン帰還を喜んだ。

 他方、05年全豪準優勝のヒューイットは地元ファンを前にどこか落ち着かない様子。01年ベスト4のラフターはリラックスした表情を見せ、4度優勝のアガシは試合開始前に静かにアリーナ全体を見渡していた。

 ヒューイットのサービスで試合が始まると、ほどなくして観客の歓声が響き渡る。フェデラーが放ったミスショット気味のフォアハンドロブが、信じられない軌道でラフターの頭上を越えてウイナーとなると、4人全員が思わず笑顔に。ヒューイットは「あり得ない」と言わんばかりに首を振りながら、その一球を振り返った。
 「4ゲーム先取」で行なわれたこの試合、最初の2セットはテンポよく進行した。第1セットはラフター/ヒューイットが先取するも第2セットはフェデラー/アガシ組が取り返し、セットオールに持ち込まれた。

 そして第3セットを前に、アガシに代わって元世界1位で、22年の全豪女子シングルス覇者でもあるバーティーがコートに登場。アリーナはこの日一番の歓声で元女王を温かく迎え入れた。

 バーティーはフェデラーと息ピッタリのプレーを披露し、このセットを4-2で制して試合に勝利。コートサイドでは、全豪男子シングルスで最多10度の優勝を誇るノバク・ジョコビッチ(セルビア/現4位)が、その光景を静かに見守っていた。

 試合後、フェデラーは満足そうにこう語った。「本当に美しくて最高の時間でした。これ以上幸せなことはありません。メルボルンに戻り、友人かつレジェンドで、ライバルでもある仲間たちと一緒に過ごせるのは、いつだって特別な経験です」

 本戦開幕を前に、メルボルンのサタデーナイトは、レジェンドたちの競演によって華やかに彩られた。

文●中村光佑

【動画】2026全豪オープンのオープニングセレモニーでプレーをしたフェデラーたち

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配信元: THE DIGEST

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