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距離は250キロ…史上初2都市共催に日本代表は「どうしても接点が無くなる」坂本花織が提示した持続可能性【ミラノ・コルティナ五輪】

距離は250キロ…史上初2都市共催に日本代表は「どうしても接点が無くなる」坂本花織が提示した持続可能性【ミラノ・コルティナ五輪】

現地2月6日に開幕するミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子シングル日本代表の坂本花織が、1月18日の壮行会に旗手代行として出席。2022年の北京五輪スピードスケート男子500メートル銅メダリストで今大会では日本代表の旗手を務める森重航が試合で欠席したために大役が巡ってきた坂本は、壮行会で独断で来場者全員をTEAM JAPANに“認定”するなど場を大いに盛り上げ、見事に代役を果たした。

 その後に行なわれた記者会見で、坂本は分散開催について語った。イタリア開催の今大会は、スピードスケートなど“氷系種目”はミラノ、スキーなどの“雪系種目”はコルティナが舞台となる。両都市は約250キロ離れており、オリンピックでは初の2都市共催となる。

 日本代表の選手たちの拠点も分かれるため、チームの統一感やつながりが薄れるのではないか。そんな記者の疑問に対して、坂本は「別れてしまうので、どうしても接点が無くなります。いつもは競技が違っても、開会式や閉会式で会えて、どこかしらチャンスがありましたけど、それすら今回は無いので、なかなかみんな集まるのは難しいです」とコメント。ただ25歳の若者らしい発想で、以下のようにも見立てた。

「若くデジタルに強い選手が多いと思うので、情報共有をして、プラットフォームなどを使って、みんなで良い成績が残せた時は共有して、それを見て、それぞれの競技で頑張ろうと思えるようにできたらいいです。離れていても熱量はみんな一緒だと思うので、TEAM JAPANとしてみんなで戦っていけたらと思います」
  さらに、肥大化が指摘されているオリンピックの継続についても言及。「費用がかかる印象があるので今ある会場で、それぞれの競技を行なうのは、遠くの未来を考えた時に持続のために、こういうのも必要だと思います」として、今後についてこう述べた。

「初めての経験で、良いことも悪いことも、きっと発見できるはずですし、それを得て次、4年後のオリンピックでまた改善され、良いオリンピックが開催されると思うので、関係者の皆様は大変でしょうけど、選手は後押しできるように、とにかく成績を残したいです」

 北京五輪で銅メダルを獲得し、世界選手権では22年から3連覇を成し遂げた坂本は、壮行会では明るく振る舞い、直後に真剣な意見を提示した。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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配信元: THE DIGEST

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