日本で最初の組織的な女子高等教育機関として日本女子大学が開校した1901年当時は、男女の不平等も多く、女子の高等教育に対する理解もなかなか得られなかったそうです。現在でも女子大学として長い歴史を持つ大学は多くあり、進学先として「女子大学だからこそ」選択するという人も多いのではないでしょうか。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、40~50代の女性を対象に「子どもを進学させたいと思う東京都の女子大学は?」というテーマでアンケートを実施しました。
多くの40~50代の女性から「子どもを進学させたい」と支持を集めたのはどの大学だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。
第2位:聖心女子大学
同率での第2位となったのは、得票率11.1%で「聖心女子大学」でした。東京都渋谷区に本部を置く大学で、1908年に開校した「聖心女子学院外国人部」をルーツとしています。1916年には現在の聖心女子大学の前身となる「聖心女子学院高等専門学校」が開校し、1948年に学制改革に伴って、日本における最初の新制女子大学のひとつとして発足しました。
そんな聖心女子大学の特色のひとつとして挙げられるのが、2年生に進級する際に希望の専門課程を選ぶという点でしょう。1年生では、現代教養学部の「基礎課程」に所属して幅広く学び、2年次にさまざまな学科の中から進路を選択します。また、少人数で学べることも特徴で、1ゼミあたりの学生数は約8人、30人以下の授業数は全体の約71%という体制で、一人ひとりの能力を伸ばしています。
第2位:東京女子医科大学
同じく第2位となったのは、東京都新宿区に本部を置く「東京女子医科大学」でした。1900年に創立された「東京女醫學校」をルーツとし、1912年に開校した「東京女子医学専門学校」を前身とする大学で、2020年には創立120周年を迎えました。日本で唯一となる女性だけの医科大学であり、2026年1月時点では、医学部および看護学部が開設されており女性医療人の育成を行っています。
また、1990年から導入された「テュートリアル教育」も、東京女子医科大学の特色のひとつ。提示された事例(課題)に対し自分で問題点を見つけ、自己学修で解決する学修法で、全国に先駆けて新しい教育を取り入れてきたパイオニア的存在でもあります。

