どんな格差が生まれてる?

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まずは具体的に、どんなデジタルスキルで格差が生まれているのか、実際にあった周囲の体験談を紹介します。
1. 連絡ツールの通知に気付かない

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「私の職場ではDiscordやSlackが導入されていますが、操作に慣れない人は連絡が遅れがちです。一括化したいのに、メールしか対応できない人もいます。通知を見逃して、大切な業務が抜けてしまった人もいました」(42歳・塾講師)
基本の報連相に格差が見えるパターン。チャット系ツールも今や多数登場していて、操作性に混乱する人も多いようです。
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2. 資料作りに時間がかかる

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「最低限のマクロやプレゼン資料作りができればなんとかなる仕事なのですが、それでもスキルが低い人は苦労していますね。同じ会議準備でも、かかる時間が全然違ってしまったり」(50歳・営業)
特にオフィス系ソフトの操作スキルは、社内格差が出やすいようです。同じ業務量であっても、所要時間の差が大きくなりすぎるとトラブルに繋がってしまうことも。
3. IDとパスワードが丸見え!
「うちの職場の場合『デジタルスキルが低い=ITリテラシーが低い』なので、セキュリティ面で揉め続けています。令和に信じがたいですが、IDとパスワードを付箋に書いてパソコンに張って、出先にバッグごと忘れてきたりする上司がいます…」(39歳・総務)
デジタルスキルの中には、デジタルにまつわる意識そのものも含まれます。デジタル分野における大事故の第一歩は、意識の低さということも…。
格差による深刻な問題が発生!
続いては、社内のデジタルスキルに格差が生まれることで、どのような問題に発展しているのでしょうか。
1. スキルが高いと負担が増える

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「同じポジションであっても、機械周りで得意なことが多いと『◯◯さんに任せよう』と仕事を多く押し付けられがちです。
その分評価されればまだいいですが、ただ雑用が増えるだけで本来の業務に支障が出ることも。機械が苦手な人たちからいいように使われている気がするのも嫌です」(32歳・販売)
デジタルスキルが高いことは、本来は長所のはず。ですがそれが負担となり、本人にとって足を引っ張る結果に繋がるケースもあるようです。
2. スキル不足を埋めるチャンスがない

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「業務に一定のデジタルスキルが求められますが、そのスキルを身につけるための補填が会社サイドから十分にされていません。
アナログ時代から脱却しなくてはいけないのは重々承知ですが、それを個人に委ねるのはサービス残業の強要と同じではないでしょうか」(55歳・獣医)
多忙な業務の間を縫って、新たな知識やスキルを身に着けるのは簡単ではありません。すべての職場で、スキル取得のための様々なフォローができるわけでもなく…。
3. 「スキャン担当」がいる会社も
「アニメ制作をしているのですが、デジタル派と紙派の過渡期なので、橋渡し役は苦労が多いんです。
チェック担当がデジタル派でも、絵を描く担当の人は紙派だったりすると、紙をいちいちスキャンしてデジタルデータにして送り、チェックバックが来たらまた紙に印刷して渡して…という手間が、多忙なタイミングはかなり負担です。スキャン担当をわざわざ置く会社もありますよ」(27歳・制作)
フリーランスが多い現場では、統一のデジタルツールの導入も難航。中間スタッフにしわ寄せがきて、コストが嵩む問題も起きています。
